お問い合わせ

技術情報 環境・エネルギー(日本原子力研究開発機構)

HOME>技術情報一覧>シーズ>日本原子力研究開発機構
1 2
  • 日本原子力研究開発機構日本原子力研究開発機構

    よくばりなキャピラリー電気泳動法

    キャピラリー電気泳動法は、優れた分離能力により、水溶液サンプルに含まれる成分を高純度で分離することができます。この高い分離能力を保ったまま、一度に処理できる液量を1000倍アップさせた、「よくばりなキャピラリー電気泳動法」を開発しました。本手法は、創薬開発や環境検査薬の開発など、さまざまな試薬開発への利用可能性が期待できます(特許登録有)。
    研究者
    原子力科学研究部門 * 埼玉大学 齋藤伸吾教授
    キーワード
    キャピラリー 高純度化 高感度分析 試薬開発
  • 日本原子力研究開発機構日本原子力研究開発機構

    レアメタル抽出剤-Ⅲ(ADAAM-TEDGA、HONTA)

    新規抽出剤 ADAAMやHONTAは、ランタノイドやアクチノイドから、目的の元素を選択的に分離・回収することができます。さらに、水溶性錯化剤 TEDGAとADAAMを組み合わせて用いることで、分離が困難なアメリシウムとキュリウムを分離できます。
    キーワード
    ランタノイド、アクチノイド、アメリシウム、キュリウム
  • 日本原子力研究開発機構日本原子力研究開発機構

    逆ミセルを利用して、希薄な金属廃水からナノ粒子を製造する方法

    逆ミセルと呼ばれる分子集合体を利用して、金属などのナノ粒子(ナノメートル=10億分の1メートルのサイズの微粒子)を精製させる方法です。目的成分が希薄で不純物が多い廃液からも、粒径制御された目的成分のナノ粒子を製造することが可能です。
    キーワード
    逆ミセル、分子集合体、ナノ粒子
  • 日本原子力研究開発機構日本原子力研究開発機構

    簡便・低コスト・高効率な揮発性有機化合物(VOC)の除去技術

    人体に悪影響を及ぼす揮発性有機化合物(VOC)を含む排ガスなどを、水と油の両方と混合・乳濁させることで、親水性VOCと親油性VOCを同時に高効率除去できる新しい技術です。ガスを送り込むだけで、簡便・小型な装置で、低コスト、高効率にVOCを除去できます。
    キーワード
    揮発性有機化合物、VOC、排ガス
  • 日本原子力研究開発機構日本原子力研究開発機構

    固体電解質膜水電解法による水素水製造装置

    高温高圧水環境下で使用される機器の防食や構造材料の応力腐食割れ等の抑制のため、水質管理を行なう技術であり、コンパクトで安全に使用できる装置を開発しました。
    キーワード
    固体電解質膜水分解法、水素水
  • 日本原子力研究開発機構日本原子力研究開発機構

    放射線を使った貴金属の回収と回収物の効果的な活用

    酸化物等の固体材料と放射線を使って、溶液から白金族元素等の貴金属を回収するとともに、さらに貴金属によって機能化した材料を活用して、有害金属の無害化や可燃性ガス等の除去を効果的に実現する、シンプルで新しい手法です。
    キーワード
    白金族元素、貴金属
  • 日本原子力研究開発機構日本原子力研究開発機構

    ドナルドダックボイス現象をきっかけにガス濃度計を発明してみました!

    ヘリウムガスを吸うと声が高くなるドナルドダックボイス現象をヒ ントにしてガス濃度を計測する装置を発明しました。この濃度計は、水素ステー ション、宇宙開発などの幅広い分野での応用が期待されます。また、水素の他に もエチレン、メタンなど様々なガスの計測も見込まれます(特許登録有)。
    研究者
    高速炉・新型炉研究開発部門
    キーワード
    水素 ガス濃度計 ドナルドダックボイス現象
  • 日本原子力研究開発機構日本原子力研究開発機構

    ポリイオン等を用いた粉塵・泥水の発生抑制とセシウムの移行抑制・除染の新手法

    福島の環境回復に向けて、セシウムを吸着した粉塵・泥水の発生を抑制し、森林でのセシウムの移行を抑制し除染するための新手法を開発しました。ポリイオン複合体(PIC)を利用することに特徴があり、粘土(ベントナイト)と組み合わせることで、セシウムの移行を抑制します。また、PICを土壌に散布することによって、粉塵・泥水の発生量を1/10以下に減少できます。
    キーワード
    福島の環境回復、ポリイオン、セシウム移行抑制
  • 日本原子力研究開発機構日本原子力研究開発機構

    エマルションフロー法によるレアメタル等の回収

    “エマルションフロー法”とは、油のような水と混じり合わない溶媒を用いて、水に溶けている溶存成分と水に懸濁・浮遊している固形成分の両方を、コンパクトでシンプルな装置を使って、低廉、簡便、迅速に回収・除去できる新しい手法です。
    キーワード
    エマルションフロー法、レアメタル
  • 日本原子力研究開発機構日本原子力研究開発機構

    フェロシアン化物に吸着した放射性セシウムの安定化処理方法

    難溶性フェロシアン化物は、福島第一原発事故で発生した放射性セシウムの吸着材として利用されています。しかし、保管条件によっては有害なシアン化合物が発生する可能性があります。シアン化合物を安易に分解して無害化すると、放射性セシウムの遊離が懸念されます。本件はジオポリマーを用いて、シアン化合物の分解と同時にセシウムを固定化できる新しい処理方法です。
    キーワード
    フェロシアン化物、放射性セシウム、ジオポリマー
  • 日本原子力研究開発機構日本原子力研究開発機構

    鋳型分離技術を利用した希土類イオンの高精度分離法

    希土類イオンの僅かなイオンサイズの差を識別して構造が異なる2種類の錯体を形成する配位化合物(PTA)と、その錯体構造の違いを鍵と鍵穴の関係のように認識して分離できる鍵分子を利用することで、特定サイズの希土類イオンのみを高効率に分離する新しい分離法です。
    キーワード
    希土類イオン、配位化合物、鍵分子
  • 日本原子力研究開発機構日本原子力研究開発機構

    電解凝集法による除染廃液等からの放射性物質の除去

    電解凝集法とは、液中の汚染物質を電気化学的に分離・除去する技術であり、化学薬品を使用しないため環境にやさしく、コンパクトで簡易的な装置で優れた性能を発揮します。この技術を除染技術に適用できるように高度化に成功しました。
    キーワード
    電解凝集法、除染廃液、放射性物質の除去
1 2