土壌中のヒ素などの有害物質の由来は、自然的原因によるもの(自然由来)と、人為的な汚染によるもの(人為由来)があり、土壌汚染対策法では取り扱いが異なるため、正しく判別する必要があります。そこで、わずか数グラムの土壌のみで、還元処理と酸化処理後に再度還元処理を行うことで、有害物質の由来を判別する新手法を考案しました。
技術情報
国立環境研究所
土壌中の有害物質の由来を判別する新手法-反復還元抽出法-
- 研究者
- 資源循環領域 室長 肴倉宏史/資源循環領域 客員研究員 上島雅人
- キーワード
- 自然由来、人為由来、未酸化粒子、抽出試験、基準元素













