コンビナートのように素材産業等が集積して大量の熱需要がある場所に、リサイクル困難な可燃ごみを燃料とする専用の大型焼却施設を建設し、素材の製造プロセスに蒸気供給を行う仕組みを検討しています。これまで一般的な廃棄物発電に比べて2倍程度エネルギー効率が高くなるため、大きなCO2削減効果が得られ、コスト低減にも繋がる可能性があります。民間企業や自治体などとこのような仕組みの実現に向けて取り組んでいます。
技術情報
国立環境研究所
リサイクル困難な廃棄物を利用した素材産業等への低・脱炭素な製造工程用熱供給の仕組み
- 研究者
- 社会システム領域 室長 藤井実
- キーワード
- カーボンニュートラル、廃棄物、素材産業、動静脈連携、熱利用













