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健康・医療機器

筑波大学

敗血症の予防治療薬

  • 研究者:国際統合睡眠医科学研究機構 柳沢 正史 機構長/教授
  • キーワード:オレキシン,敗血症性ショック,霊長類

敗血症性ショックは、感染を基盤とした全身性炎症反応症候群により循環不全を来した病態です。日本では年間約37万例の敗血症が発症し、そのうちの約20~40%で敗血症性ショックから死に至ると報告されています。治療として抗菌薬、ステロイド、カテコラミンなどを使用しますが、生存率改善を示す確立したエビデンスを持つ治療法はなく、有効な治療法の開発が強く望まれています。 我々はリポポリサッカライド(LPS)により引き起こされ重篤な敗血性ショックモデルマウスに対し、ショック誘導前または誘導後からオレキシンペプチドを末梢持続投与すると、いずれも死亡率を有意に改善することを明らかにしました。オレキシン末梢投与が敗血症性ショックに対する予防および治療法として有効な可能性があることを示しました。

筑波大学

タンパク質構造情報からの改良型リプログラミング因子の開発

  • 研究者:医学医療系 林 洋平 助教
  • キーワード:タンパク質構造情報,リプログラミング因子

iPS細胞を誘導するリプログラミング因子を構造生物学的解析手法を用いて改良し、「人工リプログラミング因子」を生み出します。

筑波大学

ヒト胃消化シミュレーターを利用した食品の消化動態の観測・評価技術

  • 研究者:生命環境系 市川 創作 教授
  • キーワード:ヒト胃消化シミュレーター,ぜん動運動,消化動態の観測

ヒト胃のぜん動運動を定量的に模擬可能な胃消化シミュレーターは、物理的・化学的消化作用を同時に考慮したin vitro 胃消化試験が可能な装置です。本シミュレーターの利用により、食品粒子が、ぜん動運動が活発に起きる幽門部を模した容器の内部で消化されていく挙動を直接観察することも可能となります。

筑波大学

脊髄損傷の症状緩和を目指した創薬へのアプローチ

  • 研究者:生命環境系 鶴田 文憲 助教
  • キーワード:脊髄損傷

脊髄損傷は、脊髄に強い外的圧力がかかることで誘発される疾患です。脊髄が損傷されると、ミクログリア内のNFκBが活性化 し、炎症反応が誘発されます。これが、アストロサイトによるグリア瘢痕形成を促進 し、その後の治療効果を低減させます。そ れ故、ミクログリア活性を制御することが できれば、脊髄損傷の治療効果改善につながることが期待されます。 本研究では、ユビキチンリガーゼに対す る新規ハイスループットスクリーニングシ ステムの開発し、 NFκBの活性を制御する 鍵分子SCFβTrCPの分子標的薬開発を目指します。

筑波大学

マーカー貼付けを必要としない3次元動作計測システム

  • 研究者:体育系 足立 和隆 准教授
  • キーワード:3次元動作計測システム

マーカーを使わずに動作の3次元数値化ができるシステムをHALデザイン研究所と共同開発いたしました(特許、Anakin System*)。

筑波大学

メタボやサルコペニアを予防する発酵茶から抽出する高分子ポリフェノールMAF

  • 研究者:生命環境系 沼田 治 教授
  • キーワード:高分子ポリフェノール, 筋肉量増加,MAF

紅茶やウーロン茶などの発酵茶から分離抽出した高分子ポリフェノール(MAF)は、ミトコンドリアを活性化して、脂肪肝を防ぎ、運動との併用で筋持久力を上げ、筋肉量を増加させます。

筑波大学

肝臓手術支援用のシミュレータ、3Dプリント肝臓モデル

  • 研究者:医学医療系 大河内 信弘 教授
  • キーワード:肝臓手術, シミュレータ, 3Dプリント

3Dプリントモデルは、実体物として手に取ることが出来るので、患者ごとに異る複雑な肝臓内部構造の立体的な位置関係や奥行き感を、術中に容易に把握することが可能となります。

筑波大学

装着型嚥下能力計測技術

  • 研究者:システム情報系 鈴木 健嗣 教授
  • キーワード:嚥下障害、誤嚥性肺炎、嚥下機能評価、スマートフォン

簡単に頸部に装着できるマイクロフォンから定常的に音を計測する嚥下音解析機器を開発しました。機器による解析結果を、嚥下能力の維持・向上させる食事、リハビリプログラムの提供や介護食品開発に繋げることができます。

筑波大学

機能性成分を脂質でカプセル化する

  • 研究者:生命環境系 市川 創作 教授
  • キーワード:ナノマイクロシステム、食品化学工学

多相エマルション法、あるいは脂質被覆氷滴水和法という2つの新しい製造技術を使用して、親水・疎水いずれの薬理成分や食品機能成分も脂質でカプセル化(リポソーム)できます。

名古屋工業大学

人の生活を支えるロボット技術 ~リハビリ分野と災害対応分野~

  • 研究者:森田 良文 教授、佐藤 徳孝 助教
  • キーワード:福祉・リハビリ、医工連携、レスキューロボット、インフラ点検ロボット、VR、遠隔操作

リハビリ、災害ともに現場のニーズに基づいたロボット開発を行っています。リハビリ現場のニーズを、リハビリ関係者と協働で研究開発を進めることで具現化し、企業に技術移転した実績もあります。まずは、ご相談ください。

名古屋工業大学

主観性を生かした触覚テクノロジー

  • 研究者:田中 由浩 准教授
  • キーワード:触覚、メカトロニクス

NHKさきどり(平成28年7月24日(日))放送済み。触覚を情報化し、伝達や拡張ができれば、技や感性を共有・デザイン可能になり、医療・福祉、ものづくりにおける高精度化や効率化の拡充、付加価値付与、快適性や安心、QOLの向上など、様々な展開が期待できます。触知覚特性を応用した「社会のゲームチェンジ」に興味をお持ちの方はぜひ一度ご相談ください。

名古屋工業大学

ウェアラブル/インプラント・デバイスの各種用途に特化したアンテナ技術

  • 研究者:王 建青 教授
  • キーワード:人体通信、アンテナ、EMC

IoT等の用途も含め、ウェアラブルまたインプラント・デバイスへのBLE(Bluetooth Low Energy)やUWB(Ultra Wide Band)等のモジュールの適用が急増している。提案する技術は、人体での使用を前提に、アンテナインピーダンスの人体における整合、及びアンテナからの放射指向性の制御に特化し、様々なヘルスケアやIoT用途に適したアンテナを実現するものです。

千葉大学

骨伝導メカニズムの解明に基づく音響機器および福祉機器

  • フロンティア医工学センター 中川 誠司 教授
  • キーワード:骨伝導、補聴器、難聴、骨導、超音波

難聴者でも使用可能なスマートホンや情報端末 、重度難聴者のための新型補聴器(骨導超音波補聴器)

千葉大学

プリンテッド&フレキシブル曲面エレクトロニクス・デバイス

  • 大学院工学研究科 酒井 正俊 准教授
  • キーワード:電子写真印刷、フレキシブル、曲面、IC、プラスチック

柔軟な有機半導体を用いたエレクトロニクス・デバイスで、人体にフィットする医療機器への応用。印刷プロセスでそれを作り出すことで安価に。

千葉大学

血液細胞の凍結保存剤

  • フロンティア医工学センター 大須賀 敏明 准教授
  • キーワード:DMSOフリー、凍結保存、N-メチルアセトアミド、造血幹細胞

3~8%の濃度(最終濃度)のN-メチルアセトアミドと、1~10%の濃度(最終濃度)のデキストランを含む血液細胞の凍結保存剤。

千葉大学

超音波内視鏡下穿刺吸引生検法に使う穿刺針

  • 大学院医学研究院 先端応用外科 上里 昌也 講師
  • キーワード:超音波内視鏡下穿刺吸引生検法、EUS-FNA、穿刺針、ドリル

口から内視鏡を入れ、先端を十二指腸等に到達させ、超音波で見ながら、針を十二指腸の内壁を穿刺してその奥にある膵臓などの病変部に到達させ、病変部が硬くても、ドリルなので効果的に組織採取を行うことができる。

千葉大学

顔画像のヘモグロビン色素分離による非接触心拍変動計測とストレスモニタリングへの応用

  • 研究者:大学院融合科学研究科 津村 徳道 准教授
  • キーワード:健康機器、ストレスチェック、心拍計、ストレス計、肌色計測

ストレスチェックは質問事項や診断士等による問診でおこなわれてきた。本手法では画像計測手法を使用することにより、客観的で実時間で計測できる。

千葉大学

ステレオX線透視装置のInterventional Radiologyへの利用

  • 研究者:フロンティア医工学センター 羽石 秀昭 教授
  • キーワード:カテーテル治療、血管内治療、”Interventional Radiology (IVR)”、X線透視装置

IVRにおいて、呼吸運動によって変動する血管部位を術者がリアルタイムに認識しやすくする手術支援プログラムを提供することで、治療実施時間、被曝量、造影剤注入量等を削減する効果がある。

千葉大学

個人適応型生体インタフェース

  • 研究者:フロンティア医工学センター 兪 文偉 教授
  • キーワード:生体運動機能補助機器、リハビリテーション機器、術医支援機器のための使用者意図検出と動作制御

日常生活における長期使用を目的とする生体運動機能補助機器を補助対象者の意図で制御するために、対象者個人の特徴に合わせたインタフェースの構築が不可欠である。 我々は、生体の現存機能、現在の運動にカップリングすることのできる運動機能補助機器を実現するため、運動関連生体信号を入力とし、運動機能補助機器への制御出力と、対象者への感覚フィードバックを実時間で行うインタフェースの研究、開発を行っている。

千葉大学

吸引口が詰まりにくい吸引管

  • 研究者:大学院工学研究科 下村 義弘 教授
  • キーワード:外科手術用吸引管、濾過装置用吸引管

簡易な構成で、吸引口が詰まりにくい吸引管を製造できる。

千葉大学

微粒子や細胞の連続的分離手法の開発

  • 研究者:大学院工学研究科 関 実 教授
  • キーワード:がんなどの疾患診断医療、血液細胞分離、幹細胞生物学(ES/iPS細胞の純化)、単分散微粒子の調製(カラム充填剤など)

ある集団の中から特定の細胞や粒子を選抜あるいは除去する技術は,疾患治療の診断や再生医療,生化学研究分野,精密機械工業などにおいて必要不可欠な技術である。 我々は,マイクロ流体デバイスを用い,微粒子や細胞をサイズまたは表面マーカーを利用して簡便かつ連続的に分離する新規手法の開発を行っている。

千葉大学

球状・繊維状タンパク質材料の作製と応用

  • 研究者:大学院工学研究科 山田 真澄 准教授
  • キーワード:創薬スクリーニング、細胞生物学的研究、再生医療、三次元細胞培養、肝細胞培養

1.任意の割合で三次元細胞培養系に導入可能な微小細胞外基質材料を簡便に作製可能。 2.細胞外基質成分を細胞に接触した培養系で,細胞機能を長期にわたって維持できる。

千葉大学

高齢者の認知機能低下のリスクを減らす会話支援技術の開発

  • 研究者:大学院工学研究科 大武 美保子 准教授
  • キーワード:認知症予防サービス、音声認識技術の応用、グループ会話支援、軽度認知障害者対象の臨床研究

1.加齢劣化認知症と認知機能低下を知能ロボティクスの観点から解決する。 2.人間を情報処理機械ととらえ、情報の入出力・処理・保存を支援する。

千葉大学

プロセストモグラフィ法による血液中の血栓のリアルタイム可視化計測

  • 研究者:大学院工学研究科 武居 昌宏 教授
  • キーワード:血液透析、人工心肺、体外循環分野、血栓の可視化、リアルタイム血栓検出装置

血液中の血栓をリアルタイムで計測できれば、人工心臓を使用する患者の負担を軽減することができる。 また、マイクロ流路内における特異細胞の振舞いを可視化できれば、細胞移植医療分野へ貢献することができる。このような固体と液体が混合した流れをプロセス・トモグラフィー法(PT法)を用いて断面濃度を可視化することを目的とする。

千葉大学

「進化」を使い、従来不可能であった、分子デバイスの開発

  • 研究者:大学院融合科学研究科 梅野 太輔 准教授
  • キーワード:生体高分子を素材とした分子デバイス製品、酵素剤、栄養剤、バイオセンサ、香水

タンパク質からなる様々な分子素子の開発を行っている。タンパク質は,分子認識素子(センサ)としても,酵素(触媒)としても,そして構造材(ナノ材料)としても,高い性能と多様性を持っている。このタンパク質機能を自由に改造あるいは創出し,いままで不可能であった数々の化学プロセスを実現することを目標としている。

千葉大学

失語症者向け言語訓練ロボットの研究開発 ~ いつも身近に言語聴覚士を

  • 研究者:大学院融合科学研究科 黒岩 眞吾 教授
  • キーワード:失語症、言語機能回復

国内に50万人いると言われている失語症者に、言語聴覚ロボットとして日常的・継続的な言語訓練環境を提供し言語機能の回復を実現すると共に、家族間のコミュニケーションを支援する。

千葉大学

アミノサリチルアルジミン配位子を金属に配位させた触媒

  • 研究者:大学院理学研究科 荒井 孝義 教授
  • キーワード:医薬・農薬等の中間体として有用な“ヨード環化体”の合成用触媒

広範囲な“ヨード環化体” の合成。特に様々な原料からの合成に使え、生成した“ヨード環化体” の純度が高い。

千葉大学

光学活性ピロリジン触媒

  • 研究者:大学院理学研究科 森山克 彦 助教
  • キーワード:医薬、農薬、香料、生理活性を示す複雑な有機化合物を合成するための触媒

本技術の光学活性ピロリジン触媒は、エナミン部位との反応点が遠い反応でも不斉合成が容易で、汎用性が高い触媒である。

千葉大学

シンナムアルデヒドを用いたインフルエンザ予防用マスク、インフルエンザ予防方法及び該予防装置

  • 研究者:大学院医学研究院 並木 隆雄 准教授
  • キーワード:シナモン抽出物,シンナムアルデヒド

インフルエンザウイルスの予防に必要なシンナムアルデヒドの空気中の濃度範囲の設定及び咳濃度範囲を基にしたシンナムアルデヒドを用いたインフルエンザ予防方法及び該予防装置を提供します。

茨城大学

液相法による機能性カプセル化微粒子の合成とその応用

  • 研究者:工学部生体分子機能工学科 小林 芳男 教授
  • キーワード:コロイド カプセル化 ナノ粒子

本研究は、液相中での化学反応を利用した、種々の機能性カプセル化複合微粒子コロイドの作製法の開発を行うものです。開発した複合微粒子コロイドは、光エレクトロニクスや医療検査等の分野で利用できます。

茨城大学

放射線適応応答の分子機構に関する研究

  • 研究者:理学部理学科 立花 章 教授
  • キーワード:放射線適応応答 低線量放射線

低線量放射線による細胞レベルでの適応応答誘導技術です。放射線適応応答はがん治療への応用が期待されています。

茨城大学

高感度 DNA 二本鎖切断マーカーを用いた生体内 DNA損傷レベルモニタリング研究

  • 研究者:理学部生物科学領域 中村 麻子 准教授
  • キーワード:DNA 損傷 毒性評価 生体影響モニタリング

本研究は、DNA 損傷レベル測定することで生体影響評価を行い、新規抗がん剤や放射線防護剤など様々な新規薬剤の開発を向上させるものです。新規薬剤や環境リスク因子の生体影響評価として利用できます。

農研機構

ブタリゾチームを含有する抗菌シルク

  • 研究者:土屋佳紀(動物衛生研究部門)
  • キーワード:リゾチーム、カイコ、遺伝子組換え

ブタリゾチーム遺伝子をカイコ絹糸腺で発現し、絹糸のセリシン層にブタリゾチームを多量に蓄積する抗菌シルクを開発しました。含有量は繭1個で1mgに達します。

農研機構

外線照射に起因する皮膚障害に対する芳香族ビルビン酸の防御効果

 
  • 研究者:畜産研究部門
  • キーワード:紫外線β波、芳香族ピルビン酸

紫外線β波(280-315nm)は皮膚に作用し炎症反応を引き起こし、皮膚に障害を与えます。本研究は芳香族アミノ酸(フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン)の代謝物である芳香族ビルビン酸(フェニルピルビン酸、ヒドロキシフェニルピルビン酸、インドールピルビン酸)について、紫外線β波照射により引き起こされる皮膚障害に対する防御効果を検証したものです。

北海道大学

バイオ材料で作ったマイクロ・ナノパターン

  • 研究者:歯学研究科 准教授 赤坂司
  • キーワード:マイクロ・ナノパターン、ナノインプリント、バイオマテリアル

コラーゲンやキトサンなど典型的なバイオ材料や歯科材料を用いて、生体構造を模倣したマイクロ・ナノパターンを作製しています。パターン形状や材質の種類により大幅な細胞機能向上へと繋がります。新しい可能性を追求しながら細胞培養ツールや歯周組織再生への応用を目指しています。

北海道大学

ポリフェノールによる水の凍結抑制

  • 研究者:農学研究院 准教授 荒川 圭太
  • キーワード:過冷却促進ポリフェノール, 抗氷核活性, 凍結抑制

一部のポリフェノールが氷核物質と共存すると、氷核活性を抑制して結果的に過冷却状態を維持します。この凍結抑制効果(過冷却促進活性)のメカニズムの解明やいろいろな条件下での凍結防止を試みています。

北海道大学

一倍体性が動物個体発生に及ぼす影響の理解

  • 研究者:創成研究機構 特任助教 上原亮太
  • キーワード:一倍体、倍数性、細胞分裂

ゲノムを1 セットしか持たない一倍体状態が動物個体発生に重篤な障害をもたらす仕組みを解明し、遺伝子工学や品種改良に利用可能な一倍体個体作成技術の確立を目指す。

北海道大学

粘着性ゲルの口腔内装置への応用

  • 研究者:北海道大学病院 講師 金子知生
  • キーワード:粘着性ゲル、歯科用床材料、口腔内床装置

歯科で用いられる口腔内装置はクラスプなどの維持装置で歯に維持を求めている。本研究ではポリカーボネートフレームの皮膚や粘膜面側にPCDME ゲルなどの粘着性ゲルを接着させた口腔内床装置(口蓋閉鎖床など)を試作し、開発に取り組んでいる。

北海道大学

免疫・癌細胞の機能制御剤およびバイオマーカー

  • 研究者:遺伝子病制御研究所 准教授 北村秀光
  • キーワード:マイクロRNA、血清バイオマーカー、免疫体質診断

生体の免疫状態、特に樹状細胞の機能を調節、または癌細胞の増殖を制御することができるmicroRNA を提供します。核酸医薬として癌患者の治療に、また血清のmicroRNA を解析することで、被験者一人ひとりの免疫体質を評価・判定する新たなバイオマーカーとしても期待されます。

北海道大学

新規骨格筋治療による健康寿命延伸

  • 研究者:医学研究院 講師 絹川真太郎
  • キーワード:運動、骨格筋、ミトコンドリア

加齢・老化や糖尿病を代表とする慢性疾患患者は、運動能力や生活の質が著しく低下しますが、これらに対する特異的かつ有効な治療は確立していません。運動能力の低下は、骨格筋ミトコンドリア機能低下および筋萎縮が主要因であり、ミトコンドリアを標的とした薬物・自然化合物による新規治療開発を目指しています。

北海道大学

ソノポレーション:超音波と微小気泡を用いた新しい薬物送達手法の開発

  • 研究者:情報科学研究科 准教授 工藤信樹
  • キーワード:細胞治療、遺伝子導入、theranostics

血管内に投与できる微小気泡が開発され、血管造影剤として超音波診断に用いられている。我々は、微小気泡が細胞に接触した状態では、パルス超音波の照射でも細胞膜に一時的な穿孔を生じることを世界に先駆けて明らかにし、生体への薬物・遺伝子送達を実現する手法を開発している。

北海道大学

動物の難治性疾病に対する新規制御法の開発

  • 研究者:獣医学研究院 准教授 今内覚
  • キーワード:獣医療、難治性疾病、創薬

難治性疾病では、生体内で病原体や腫瘍の排除機序が妨げられています。これは種々の免疫抑制因子が、免疫細胞を疲弊化させるためだと考えられています。本研究は免疫回避機構を標的とした製剤を開発し、動物の疾病の新規治療法として応用するものです。

北海道大学

病原菌が赤血球を破壊する仕組みの解明

  • 研究者:先端生命科学研究院 准教授 田中良和
  • キーワード:蛋白質、毒素、黄色ブドウ球菌

黄色ブドウ球菌の膜孔形成毒素による膜孔形成機構を立体構造から解析しました。その結果、膜孔は一気に形成されるのではなく上下半分ずつ別々に形成されることがわかりました。その動きを利用した新しい分子デバイスの今後の開発が期待されます。

北海道大学

リポソーマル生物発光イムノアッセイ

  • 研究者:工学研究院 准教授 谷博文
  • キーワード:生物発光、リポソーム、イムノアッセイ

生物発光反応の触媒である酵素ルシフェラーゼを脂質二分子膜小胞のリポソームに封入し、イムノアッセイの超高感度標識体として応用した。モデル物質として炎症マーカーであるC 反応性タンパク質のイムノアッセイを行ったところ、その定量が可能であった。

北海道大学

樹状細胞へsiRNAを高効率で導入する試薬の開発とがんワクチンへの応用

  • 研究者:薬学研究院 助教 中村孝司
  • キーワード:ナノDDS、核酸、免疫細胞

樹状細胞にsiRNA を高効率で導入するための試薬(YSK12-MEND)を開発しました。YSK12-MEND を用いてsiRNA を樹状細胞に導入すれば免疫抑制遺伝子の発現を高効率で減らせるため免疫機能を利用したがん治療(がんワクチン)への応用が期待できます。

北海道大学

次世代脳神経インターフェイス技術の開発と応用

  • 研究者:情報科学研究科 准教授 西川淳
  • キーワード:脳神経インターフェース、微細加工技術、脳機能補償

微細加工技術と電子工学を駆使し、脳との双方向なインタラクションを可能にするマイクロデバイスの開発を行なっています。これを用いて、神経科学分野の研究でブレイクスルーを起こすとともに、次世代医療機器の開発へと繋げていきます。

北海道大学

腫瘍血管新生阻害剤スクリーニングシステム

  • 研究者:遺伝子病制御研究所 特任准教授 樋田京子
  • キーワード:がん、血管、抗癌剤

腫瘍血管内皮細胞を用いたcell-based screening を実現する。現存の血管新生阻害剤における問題点(副作用・コンパニオン診断薬がない)を克服し、次世代血管新生阻害療法開発につなげる。

北海道大学

ペプチド・糖ペプチド環化技術

  • 研究者:先端生命科学研究院 准教授 比能洋
  • キーワード:環状ペプチド、糖ペプチド、環化

溶媒の水素結合ネットワーク形成に着目した反応系を活用することによりペプチド環化反応の効率化と難溶性ペプチドの溶解度向上を高次元で両立することに成功した。創薬や分子ツール設計に応用可能である。

北海道大学

魚類の卵形成のしくみを理解し、応用研究に活かす

  • 研究者:水産科学研究院 准教授 平松尚志
  • キーワード:親魚育成・催熟、種苗生産、免疫化学的簡易検査

魚類の仔稚魚の成長は、主に卵内に蓄積された物質に依存します。従って卵構成成分の合成や蓄積は卵質を左右する重要な過程です。私たちは、この過程の詳細や制御機構(卵形成のしくみ)を研究しています。また、このしくみを利用した応用研究を行っています。

北海道大学

超偏極13CMRI遺伝子変異イメージング

  • 研究者:情報科学研究科 准教授 松元慎吾
  • キーワード:代謝MRI、核偏極、癌

癌治療の成果は、癌細胞の持つ遺伝子変異の種類に大きく左右される。遺伝子変異がもたらす特徴的な代謝変化を指標に、最新の代謝MRI を用いて非侵襲的に変異遺伝子を特定する分子イメージング技術を開発している。

北海道大学

バイオ界面のナノ・マイクロ修飾技術

  • 研究者:北海道大学病院 講師 宮治裕史
  • キーワード:バイオマテリアル、スキャフォールド、抗菌性

バイオマテリアルと生体の界面にナノ・マイクロ構造を付与する技術です。細胞の接着増殖性向上など再生医療に不可欠な生体適合性制御を行います。また歯の表面を改質して歯周病などの歯科治療に役立てます。

北海道大学

非翻訳領域配列の導入によるタンパク質翻訳効率改変

  • 研究者:歯学研究科 准教授 安田元昭
  • キーワード:UTR(非翻訳領域)、翻訳、微生物ゲノム

細胞1 個当たりのタンパク質発現効率を現在の100 倍に上げることにより、CHO 細胞などを用いた組み換えタンパク質作製効率飛躍的に上昇させ、遺伝子工学技術にパラダイムシフトをもたらすことを目的としています。

北海道大学

ミトコンドリア標的型ナノカプセル(MITO-Porter)

  • 研究者:薬学研究院 准教授 山田勇磨
  • キーワード:ミトコンドリア、DDS (ドラッグデリバリーシステム)、ナノ医薬品

様々な機能を有するミトコンドリアは疾患治療、美容・健康維持、ライフサイエンスの発展に貢献するオルガネラとして注目されています。私たちはミトコンドリア標的型ナノカプセル(MITO-Porter)の開発に成功しており、本ナノカプセルの実用化(医薬品、試薬)を目指し研究を進めています。

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