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健康・医療機器

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筑波大学

健康長寿の謎を探る~長寿遺伝子と健康~

健康長寿をテーマに、予防医学やアンチエイジングに働く機能物質の生理作用とメカニズムを解析しています。線虫などのモデル生物を用いて、長寿遺伝子(サーチューン等)の働きを指標に、ファイトケミカルや植物、発酵食品、微生物由来の機能物質を探索しています。企業と連携し、食品や化粧品、医薬品などへの応用研究も行っています。

研究者:生命環境系 坂本 和一 准教授

キーワード:健康長寿、線虫、長寿遺伝子、機能物質

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新発見! ADHD治療につながるタンパク質? ~2つの機能を持つPRMT8~

不注意、多動性や衝動性の症状がみられる発達障害を、英語の頭文字を取ってADHDとよんでいます。集中力が続かず、落ち着きがなく、思い付いて直ぐに行動してしまうことで、生活面に支障が出てしまいます。病因に関する基礎研究は、ADHD治療の「薬のタネ」になるかもしれません。

研究者:生存ダイナミクス研究センター(TARA) 深水 昭吉 教授

キーワード:発達障害、ADHD、タンパク質、PRMT

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筑波大学

自動細胞除去システム

再生医療など、高い純度を保った特定の細胞種を大量かつ自動的に製造することへのニーズが急速に高まっています。私たちの研究グループでは、光応答性基材上で、培養された培養細胞に対して、AI技術の助けを借りて不要な細胞だけにレーザー照射し、素早く自動的に致死除去する技術を開発しました。

研究者:医学医療系 林 洋平 助教 * 産業技術総合研究所 創薬基盤研究部門 須丸 公雄

キーワード:再生医療、特定の細胞除去、AI、iPS細胞

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脊髄損傷の症状緩和を目指した創薬へのアプローチ

本スクリーニングシステムを活用することで、迅速かつ簡便に脊髄損傷を標的とした分子標的薬のシード化合物へ辿り着くことが可能となりました。本システムで同定した化合物を用いることで、脊髄内の炎症反応を抑制し、治療効果改善につながることが期待されます。

研究者:生命環境系 鶴田 文憲 助教

キーワード:脊髄損傷、炎症反応抑制、分子標的薬、シード化合物

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敗血症の予防治療薬

敗血症性ショックは、感染を基盤とした全身性炎症反応症候群により循環不全を来した病態です。日本では年間約37万例の敗血症が発症し、そのうちの約20~40%で敗血症性ショックから死に至ると報告されています。治療として抗菌薬、ステロイド、カテコラミンなどを使用しますが、生存率改善を示す確立したエビデンスを持つ治療法はなく、有効な治療法の開発が強く望まれています。 我々はリポポリサッカライド(LPS)により引き起こされ重篤な敗血性ショックモデルマウスに対し、ショック誘導前または誘導後からオレキシンペプチドを末梢持続投与すると、いずれも死亡率を有意に改善することを明らかにしました。オレキシン末梢投与が敗血症性ショックに対する予防および治療法として有効な可能性があることを示しました。

研究者:国際統合睡眠医科学研究機構 柳沢 正史 機構長/教授

キーワード:オレキシン、敗血症性ショック、霊長類

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機能性成分を脂質でカプセル化する

多相エマルション法、あるいは脂質被覆氷滴水和法という2つの新しい製造技術を使用して、親水・疎水いずれの薬理成分や食品機能成分も脂質でカプセル化(リポソーム)できます。

研究者:生命環境系 市川 創作 教授

キーワード:ナノマイクロシステム、食品化学工学

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マーカー貼付けを必要としない3次元動作計測システム

マーカーを使わずに動作の3次元数値化ができるシステムをHALデザイン研究所と共同開発いたしました(特許、Anakin System*)。

研究者:体育系 足立 和隆 准教授

キーワード:3次元動作計測システム

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筑波大学

肝臓手術支援用のシミュレータ、3Dプリント肝臓モデル

3Dプリントモデルは、実体物として手に取ることが出来るので、患者ごとに異る複雑な肝臓内部構造の立体的な位置関係や奥行き感を、術中に容易に把握することが可能となります。

研究者:医学医療系 大河内 信弘 教授

キーワード:肝臓手術、シミュレータ、3Dプリント

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装着型嚥下能力計測技術

簡単に頸部に装着できるマイクロフォンから定常的に音を計測する嚥下音解析機器を開発しました。機器による解析結果を、嚥下能力の維持・向上させる食事、リハビリプログラムの提供や介護食品開発に繋げることができます。

研究者:システム情報系 鈴木 健嗣 教授

キーワード:嚥下障害、誤嚥性肺炎、嚥下機能評価、スマートフォン

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非線形ラマン分光を用いた新しい分子イメージング装置の開発

非線形ラマン分光(CARS)は、細胞や組織に前処理を施すことなく、非破壊、非接触、低侵襲、非染色(蛍光色素、標識が不要)で対象を可視化することができます。

研究者:数理物質系 加納 英明 准教授

キーワード:分光イメージング

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筑波大学

バイオ化成品と創薬ターゲットの開発に向けた微生物サステイナビリティ学の応用

古くて新しい発酵技術を新たな切り口で材料・原料開発に活用! ・世界最高耐熱のバイオマス・スーパーエンジニアリングプラスチック  ・微生物に様々な化合物を作らせるオリジナル試薬

研究者: 生命環境系 教授 高谷直樹

キーワード: バイオ化成品、創薬ターゲット、微生物サステイナビリティ学

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サルコペニアの予防に向けた効果的な介入法の開発

サルコペニアは、加齢に伴う骨格筋量減少および筋力低下のことであり、主要な要介護要因の一つ。サルコペニアの骨格筋の特性、予後などを検証すると共に、予防・治療に向けたより効果的な介入方法を検討中。

研究者: 人間系 教授 山田実

キーワード: サルコペニア、予防

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筑波大学

働く人への心理支援に関する研究の推進と社会貢献 -最先端の「知」を、最前線に-

生涯発達の多様な領域(社会への移行~中・高齢者、出産・育児・介護等)、専門領域(家族・福祉、学校・教育、産業・社会等)、研究領域(心理臨床、キャリア発達、メンタルヘルス等)をカバーする開発研究、および社会貢献の体制を構築し、ワンストップセンター設立を目指しています。

研究者: 人間系 教授 岡田昌毅

キーワード: 働き方・心理支援

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筑波大学

アスリートや災害活動に立ち向かう人のハイパfーマンスを支えるためのコンパクトサイズ゙高エネルギー高栄養食品

飽食時代の今、生活習慣病者および予備群の増加が社会問題になっている今においても、食事摂取不足が多発!! 競技スポーツ現場でも、災害活動現場 でも、食べることができる適切な食品がないのが現状です。

研究者: 体育系 准教授 麻見直美

キーワード: ハイパフォーマンス、高エネルギー食品

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筑波大学

トップアスリートを支えるスポーツ用器具等の開発研究

トップアスリートをターゲットとしたスポーツ用器具の開発研究を実施。 ~オリンピック代表を主とした開発研究シーズを基に、一般普及化を目指した用器具等の研究~

研究者: 体育系 教授 藤井範久

キーワード: トップアスリート、スポーツ用器具

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筑波大学

健康と能力発揮のための心身の自己調整システムの開発

心身のコンディションを、課題や目的に応じて最適な状態に調整するため、心の状態を可視化して変化をベクトルで表示できる「心のダイアグラム」と、自律訓練等の身体技法を活用して各個人が自己調整するシステムを開発。

研究者: 体育系 教授 坂入洋右

キーワード: 健康、能力発揮、自己調整システム

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筑波大学

元競走馬のセカンドキャリアを支える馬の多様な利活用モデルの開発

(公財)全国乗馬倶楽部振興協会助成事業 「大学馬術部における馬の多様な利活用、およびマネジメント改革プロジェクト」に基づき、馬を活用した教育・福祉分野での新たな産業構造の創出を目指します。

研究者: 体育系 准教授 松元剛

キーワード: 元競走馬

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筑波大学

障害のある青年のレジャースキル獲得活動の事業化

障害者にとって、運動や余暇活動と健常者との交流の機会が青年期以降も継続することは、社会参加の手段として有効で、これは本人のみならず地域社会にも有益である。レジャースキル獲得を支援する活動を持続的な事業とすることを目指している。

研究者: 体育系 准教授 澤江幸則

キーワード: 障害、レジャースキル獲得活動

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筑波大学

スマート・コーチング/トレーニングに向けたランナーのモニタリングシステムの開発

マラソン走行中のランナーのランニングフォームを計測し、ペース維持および低下の特徴を明らかにするとともに、ランニングによる身体への負荷、疲労によって生じるランニングフォームおよび身体の変化を究明している。

研究者: 体育系 准教授 榎本靖士

キーワード: スマート・コーチング、モニタリングシステム

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筑波大学

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)動物モデル

新しいヒト型NASHモデル。酸化ストレス誘導たんぱく質”p62″、転写因子”Nrf2″を二重欠損にすることで、通常飼育下で、加齢とともに肝障害が進行するNASHを発症することを見出した.

研究者: 医学医療系 講師 蕨栄治

キーワード: 非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)

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筑波大学

可溶型免疫受容体を標的としたがん免疫活性化剤の開発

ヒト腫瘍から産生される可溶型CD155 (sCD155) の腫瘍免疫における機能を明らかにする

研究者: 医学医療系 准教授 渋谷和子

キーワード: 可溶型免疫受容体、がん免疫活性化剤

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筑波大学

気道上皮炎症応答の小動物モデルの開発とその制御法の開発

呼吸器上皮細胞は、インフルエンザウイルス感染に応答して、炎症性サイトカインを産生し、貪食細胞の遊走により感染体を排除します。一方、炎症が進行すると肺炎を誘導し、病態の悪化へと繋がります。我々は、気道上皮細胞における感染体の認識機構と、それによる炎症応答機構の解析を進め、ウイルス感染病態の理解をめざしています。

研究者: 医学医療系 准教授 川口敦史

キーワード: 気道上皮炎症、小動物モデル

技術資料

筑波大学

脳梗塞に対する抗酸化ナノメディシン(RNP)の開発

抗酸化ナノメディシン(RNP)は、病巣の活性酸素を選択的に消去できるナノ粒子製剤です。脳梗塞に対する血栓回収療法時の脳保護薬や、t-PA封入血栓溶解脳保護薬(t-PA@RNP)としての実用化を目指しています。

研究者: 医学医療系 講師 丸島愛樹

キーワード: 脳梗塞、抗酸化ナノメディシン(RNP)

技術資料

筑波大学

再生医療や創薬研究を支援する高純度分化細胞選択法の開発

再生医療や創薬研究に有用な、高純度な分化細胞を単離するために、目的分化細胞特異的なmiRNAの機能を利用することによって、我々独自の自動除去型SeVdpベクターシステムを用いた細胞選択方法を開発。

研究者: 医学医療系 准教授 西村健

キーワード: 再生医療、高純度分化細胞選択法

技術資料

筑波大学

次世代高齢者サービスを支えるライフログデータバンク

・多くの市町村が高齢者サービスの高度化を求めている ・高齢者の地域性や個別ニーズに対応するためのデータが欠如 ・ライフログデータを高齢者サービスに活用する仕組みを提案

研究者: 図書館情報メディア 准教授 上保英夫

キーワード: 次世代高齢者サービス

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名古屋工業大学

人の生活を支えるロボット技術 ~リハビリ分野と災害対応分野~

リハビリ、災害ともに現場のニーズに基づいたロボット開発を行っています。リハビリ現場のニーズを、リハビリ関係者と協働で研究開発を進めることで具現化し、企業に技術移転した実績もあります。まずは、ご相談ください。

研究者:森田 良文 教授、佐藤 徳孝 助教

キーワード:福祉・リハビリ、医工連携、レスキューロボット、インフラ点検ロボット、VR、遠隔操作

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名古屋工業大学

主観性を生かした触覚テクノロジー

NHKさきどり(平成28年7月24日(日))放送済み。触覚を情報化し、伝達や拡張ができれば、技や感性を共有・デザイン可能になり、医療・福祉、ものづくりにおける高精度化や効率化の拡充、付加価値付与、快適性や安心、QOLの向上など、様々な展開が期待できます。触知覚特性を応用した「社会のゲームチェンジ」に興味をお持ちの方はぜひ一度ご相談ください。

研究者:田中 由浩 准教授

キーワード:触覚、メカトロニクス

技術資料

名古屋工業大学

ウェアラブル/インプラント・デバイスの各種用途に特化したアンテナ技術

IoT等の用途も含め、ウェアラブルまたインプラント・デバイスへのBLE(Bluetooth Low Energy)やUWB(Ultra Wide Band)等のモジュールの適用が急増している。提案する技術は、人体での使用を前提に、アンテナインピーダンスの人体における整合、及びアンテナからの放射指向性の制御に特化し、様々なヘルスケアやIoT用途に適したアンテナを実現するものです。

研究者:王 建青 教授

キーワード:人体通信、アンテナ、EMC

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千葉大学

骨伝導メカニズムの解明に基づく音響機器および福祉機器

難聴者でも使用可能なスマートホンや情報端末 、重度難聴者のための新型補聴器(骨導超音波補聴器)

フロンティア医工学センター 中川 誠司 教授

キーワード:骨伝導、補聴器、難聴、骨導、超音波

技術資料

千葉大学

プリンテッド&フレキシブル曲面エレクトロニクス・デバイス

柔軟な有機半導体を用いたエレクトロニクス・デバイスで、人体にフィットする医療機器への応用。印刷プロセスでそれを作り出すことで安価に。

大学院工学研究科 酒井 正俊 准教授

キーワード:電子写真印刷、フレキシブル、曲面、IC、プラスチック

技術資料

千葉大学

血液細胞の凍結保存剤

3~8%の濃度(最終濃度)のN-メチルアセトアミドと、1~10%の濃度(最終濃度)のデキストランを含む血液細胞の凍結保存剤。

フロンティア医工学センター 大須賀 敏明 准教授

キーワード:DMSOフリー、凍結保存、N-メチルアセトアミド、造血幹細胞

技術資料

千葉大学

超音波内視鏡下穿刺吸引生検法に使う穿刺針

口から内視鏡を入れ、先端を十二指腸等に到達させ、超音波で見ながら、針を十二指腸の内壁を穿刺してその奥にある膵臓などの病変部に到達させ、病変部が硬くても、ドリルなので効果的に組織採取を行うことができる。

大学院医学研究院 先端応用外科 講師

キーワード:超音波内視鏡下穿刺吸引生検法、EUS-FNA、穿刺針、ドリル

技術資料

千葉大学

顔画像のヘモグロビン色素分離による非接触心拍変動計測とストレスモニタリングへの応用

ストレスチェックは質問事項や診断士等による問診でおこなわれてきた。本手法では画像計測手法を使用することにより、客観的で実時間で計測できる。

研究者:大学院融合科学研究科 津村 徳道 准教授

キーワード:健康機器、ストレスチェック、心拍計、ストレス計、肌色計測

技術資料

千葉大学

ステレオX線透視装置のInterventional Radiologyへの利用

IVRにおいて、呼吸運動によって変動する血管部位を術者がリアルタイムに認識しやすくする手術支援プログラムを提供することで、治療実施時間、被曝量、造影剤注入量等を削減する効果がある。

研究者:フロンティア医工学センター 羽石 秀昭 教授

キーワード:カテーテル治療、血管内治療、”Interventional Radiology (IVR)”、X線透視装置

技術資料

千葉大学

個人適応型生体インタフェース

日常生活における長期使用を目的とする生体運動機能補助機器を補助対象者の意図で制御するために、対象者個人の特徴に合わせたインタフェースの構築が不可欠である。我々は、生体の現存機能、現在の運動にカップリングすることのできる運動機能補助機器を実現するため、運動関連生体信号を入力とし、運動機能補助機器への制御出力と、対象者への感覚フィードバックを実時間で行うインタフェースの研究、開発を行っている。

研究者:フロンティア医工学センター 兪 文偉 教授

キーワード:生体運動機能補助機器、リハビリテーション機器、術医支援機器のための使用者意図検出と動作制御

技術資料

千葉大学

吸引口が詰まりにくい吸引管

簡易な構成で、吸引口が詰まりにくい吸引管を製造できる。

研究者:大学院工学研究科 下村 義弘 教授

キーワード:外科手術用吸引管、濾過装置用吸引管

技術資料

千葉大学

微粒子や細胞の連続的分離手法の開発

ある集団の中から特定の細胞や粒子を選抜あるいは除去する技術は,疾患治療の診断や再生医療,生化学研究分野,精密機械工業などにおいて必要不可欠な技術である。我々は,マイクロ流体デバイスを用い,微粒子や細胞をサイズまたは表面マーカーを利用して簡便かつ連続的に分離する新規手法の開発を行っている。

研究者:大学院工学研究科 関 実 教授

キーワード:がんなどの疾患診断医療、血液細胞分離、幹細胞生物学(ES/iPS細胞の純化)、単分散微粒子の調製(カラム充填剤など)

技術資料

千葉大学

球状・繊維状タンパク質材料の作製と応用

1.任意の割合で三次元細胞培養系に導入可能な微小細胞外基質材料を簡便に作製可能。2.細胞外基質成分を細胞に接触した培養系で,細胞機能を長期にわたって維持できる。

研究者:大学院工学研究科 山田 真澄 准教授

キーワード:創薬スクリーニング、細胞生物学的研究、再生医療、三次元細胞培養、肝細胞培養

技術資料

千葉大学

高齢者の認知機能低下のリスクを減らす会話支援技術の開発

1.加齢劣化認知症と認知機能低下を知能ロボティクスの観点から解決する。2.人間を情報処理機械ととらえ、情報の入出力・処理・保存を支援する。

研究者:大学院工学研究科 大武 美保子 准教授

キーワード:認知症予防サービス、音声認識技術の応用、グループ会話支援、軽度認知障害者対象の臨床研究

技術資料

千葉大学

プロセストモグラフィ法による血液中の血栓のリアルタイム可視化計測

血液中の血栓をリアルタイムで計測できれば、人工心臓を使用する患者の負担を軽減することができる。また、マイクロ流路内における特異細胞の振舞いを可視化できれば、細胞移植医療分野へ貢献することができる。このような固体と液体が混合した流れをプロセス・トモグラフィー法(PT法)を用いて断面濃度を可視化することを目的とする。

研究者:大学院工学研究科 武居 昌宏 教授

キーワード:血液透析、人工心肺、体外循環分野、血栓の可視化、リアルタイム血栓検出装置

技術資料

千葉大学

「進化」を使い、従来不可能であった、分子デバイスの開発

タンパク質からなる様々な分子素子の開発を行っている。タンパク質は,分子認識素子(センサ)としても,酵素(触媒)としても,そして構造材(ナノ材料)としても,高い性能と多様性を持っている。このタンパク質機能を自由に改造あるいは創出し,いままで不可能であった数々の化学プロセスを実現することを目標としている。

研究者:大学院融合科学研究科 梅野 太輔 准教授

キーワード:生体高分子を素材とした分子デバイス製品、酵素剤、栄養剤、バイオセンサ、香水

技術資料

千葉大学

失語症者向け言語訓練ロボットの研究開発 ~ いつも身近に言語聴覚士を

国内に50万人いると言われている失語症者に、言語聴覚ロボットとして日常的・継続的な言語訓練環境を提供し言語機能の回復を実現すると共に、家族間のコミュニケーションを支援する。

研究者:大学院融合科学研究科 黒岩 眞吾 教授

キーワード:失語症、言語機能回復

技術資料

千葉大学

アミノサリチルアルジミン配位子を金属に配位させた触媒

広範囲な“ヨード環化体” の合成。特に様々な原料からの合成に使え、生成した“ヨード環化体” の純度が高い。

研究者:大学院理学研究科 荒井 孝義 教授

キーワード:医薬・農薬等の中間体として有用な“ヨード環化体”の合成用触媒

技術資料

千葉大学

光学活性ピロリジン触媒

本技術の光学活性ピロリジン触媒は、エナミン部位との反応点が遠い反応でも不斉合成が容易で、汎用性が高い触媒である。

研究者:大学院理学研究科 森山克 彦 助教

キーワード:医薬、農薬、香料、生理活性を示す複雑な有機化合物を合成するための触媒

技術資料

千葉大学

シンナムアルデヒドを用いたインフルエンザ予防用マスク、インフルエンザ予防方法及び該予防装置

インフルエンザウイルスの予防に必要なシンナムアルデヒドの空気中の濃度範囲の設定及び咳濃度範囲を基にしたシンナムアルデヒドを用いたインフルエンザ予防方法及び該予防装置を提供します。

研究者:大学院医学研究院 並木 隆雄 准教授

キーワード:シナモン抽出物、シンナムアルデヒド

インフォグラフィックス

茨城大学

生理活性タンパク質の医学分野等への応用に関する研究

発見された生理活性タンパク質などについて、食品分野への応用が難しいものについては、医学分野や生化学分野に応用するための研究を行っています。

研究者:農学部 上妻 由章 教授

キーワード:生理活性蛋白質、レクチン、 プロテアーゼインヒビター

技術資料

茨城大学

うつ病モデルマウスの行動、栄養、代謝の研究

うつ病モデルマウスの行動、栄養、代謝を研究し、病態マーカーやマウスのうつ様症状を探索しています。このモデルを利用し、うつ病を予防する食品の探索も行っています。茨城大学農医連携プロジェクトに参画して農学と医学の境界領域研究を推進しています。

研究者:農学部 豊田 淳 教授

キーワード:ストレス、うつ病、行動、栄養、マウス

技術資料

茨城大学

液相法による機能性カプセル化微粒子の合成とその応用

本研究は、液相中での化学反応を利用した、種々の機能性カプセル化複合微粒子コロイドの作製法の開発を行うものです。開発した複合微粒子コロイドは、光エレクトロニクスや医療検査等の分野で利用できます。

研究者:工学部生体分子機能工学科 小林 芳男 教授

キーワード:コロイド、カプセル化、ナノ粒子

技術資料

茨城大学

放射線適応応答の分子機構に関する研究

低線量放射線による細胞レベルでの適応応答誘導技術です。放射線適応応答はがん治療への応用が期待されています。

研究者:理学部理学科 立花 章 教授

キーワード:放射線適応応答、低線量放射線

技術資料

茨城大学

高感度 DNA 二本鎖切断マーカーを用いた生体内 DNA損傷レベルモニタリング研究

本研究は、DNA 損傷レベル測定することで生体影響評価を行い、新規抗がん剤や放射線防護剤など様々な新規薬剤の開発を向上させるものです。新規薬剤や環境リスク因子の生体影響評価として利用できます。

研究者:理学部生物科学領域 中村 麻子 准教授

キーワード:DNA損傷、毒性評価、生体影響モニタリング

技術資料

農研機構

ブタリゾチームを含有する抗菌シルク

ブタリゾチーム遺伝子をカイコ絹糸腺で発現し、絹糸のセリシン層にブタリゾチームを多量に蓄積する抗菌シルクを開発しました。含有量は繭1個で1mgに達します。

研究者:土屋佳紀(動物衛生研究部門)

キーワード:リゾチーム、カイコ、遺伝子組換え

技術資料

農研機構

外線照射に起因する皮膚障害に対する芳香族ピルビン酸の防御効果

紫外線β波(280-315nm)は皮膚に作用し炎症反応を引き起こし、皮膚に障害を与えます。本研究は芳香族アミノ酸(フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン)の代謝物である芳香族ピルビン酸(フェニルピルビン酸、ヒドロキシフェニルピルビン酸、インドールピルビン酸)について、紫外線β波照射により引き起こされる皮膚障害に対する防御効果を検証したものです。

研究者:畜産研究部門

キーワード:紫外線β波、芳香族ピルビン酸

インフォグラフィックス

帯広畜産大学

安全な鶏肉・鶏卵の生産とその安定供給に向けた家禽の感染症対策

鶏肉・鶏卵の消費は、宗教にほとんど制限されず、さらに昨今の健康志向の増加を背景に、増加の一途をたどっています。そして、他の家畜よりも高い飼養効率も相まって、世界の鶏肉の生産量は豚肉を超えてトップとなりました。一方、国内での鶏の生産は、国外からの種鶏・原種鶏の輸入に頼っているのが実情です。そんな中、世界中で鳥インフルエンザなどの家禽感染症の発生が増加しており、国内での鶏肉・鶏卵の安定供給に向けてこれらの感染症の地球規模での制御と水際対策の徹底が重要です。
また、カンピロバクターやサルモネラは汚染鶏肉や汚染鶏卵を介した食中毒の原因菌として大きな問題となっており、より安全・安心な鶏肉を供給するために、鶏肉・鶏卵生産の最も上流にある養鶏場での食中毒菌汚染の低減が求められています。そこで私は、主に家禽感染症や食中毒の起因菌を含む病原性細菌や原虫の養鶏場・周辺環境の浸潤調査や検査法・制御法に関する研究を行い、新たな対策の開発や生産者・消費者への衛生対策に関する教育・啓発に繋げます。

研究者:獣医学研究部門 岡村 雅史 教授

キーワード:病原性細菌(食中毒起因菌含む)、病原性原虫、養鶏場、食鳥処理場、環境、疫学調査、衛生対策

技術資料

帯広畜産大学

バベシア病をはじめとする家畜住血原虫病の制御に貢献したい

バベシア原虫の遺伝子組換え技術とイメージング解析技術に強みがあります。
原虫の寄生機構解析を中心に研究を行っていますが、薬剤治療の標的分子発見や、遺伝子改変生ワクチンの開発を目指しています。

研究者:原虫病研究センター 麻田 正仁 准教授

キーワード:原虫、バベシア、マラリア

技術資料

帯広畜産大学

吸血節足動物とそれが媒介する病原体の検索

マダニやノミといった吸血節足動物がどのような病原体を保有し、動物に媒介するかを明らかにするための研究を行っております。対象となる動物は、犬や猫といった伴侶動物から、エゾリスやアライグマといった野生動物まで、様々です。

研究者:獣医学研究部門 臨床獣医学分野 伴侶動物獣医療学系 松本 高太郎 教授

キーワード:吸血節足動物(主にまだに、ノミ)、伴侶動物・感染症

技術資料

帯広畜産大学

家畜の繁殖効率改善のための技術開発

牛および馬の繁殖障害の原因を診断し、そのよりよい治療法を検討、開発します。

研究者:獣医学研究部門 臨床獣医学分野 産業動物獣医療学系 羽田 真悟 准教授

キーワード:繁殖障害

技術資料

帯広畜産大学

子牛を健康にすることは牛群全体の生産性を上げることに繋がる

子牛の健康について探求することが、結果として子牛だけでなく牛群全体の生産性向上に繋がることを証明するための客観的データを蓄積しています。

研究者:獣医学研究部門 臨床獣医学分野 産業動物獣医療学系 高橋 英二 教授

キーワード:予防獣医学 ・ 生産獣医療学 ・家畜栄養学

技術資料

帯広畜産大学

馬の診断方法の開発・生殖補助医療と生産管理方法の研究

セラピーホースや日本在来馬の生産性、保全のために獣医学が貢献できる研究や活動を進めています。生殖機能調節やホルモンの作用、診断法の開発に関する研究を行うとともに、繁殖牝馬の生産に関する診断・治療・予防の研究を進めています。地域に密着した馬産業への貢献を目指すとともに、馬を通じた教育・研究・社会貢献を推し進めていきます。

研究者:グローバルアグロメディシン研究センター 獣医学研究部門 臨床獣医学分野 産業動物獣医療学系 南保 泰雄 教授

キーワード:馬、繁殖、妊娠、ホルモン、内分泌、超音波、画像診断、人工授精、受精卵移植

技術資料

帯広畜産大学

この動物種は嗅覚が優れている?劣っている?? -形態学的アプローチ-

さまざまな脊椎動物種について、嗅覚器および脳の嗅覚中 枢の形態学的特徴を解明することで、その動物種の嗅覚への依存度を明らかにします。

研究者:獣医学研究部門 基礎獣医学分野 形態学系 近藤 大輔 准教授

キーワード:臭覚、解剖、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類

技術資料

帯広畜産大学

哺乳類の繁殖メカニズムと野生動物の機能形態を明らかにする

哺乳類における生殖器の機能や野生動物の機能形態的特徴を解明する研究をおこなっております。

研究者:獣医学研究部門 基礎獣医学分野 形態学系 佐々木 基樹 教授

キーワード:野生動物・機能形態・生殖器・解剖学

技術資料

帯広畜産大学

乳汁分泌の分子メカニズムを明らかにする

乳腺上皮細胞の生理機能に着目し、乳汁分泌メカニズムの一端を明らかにすることを目指しています。
乳腺上皮細胞は雌性哺乳動物で出産後にだけその生理機能を発揮する特殊な細胞です。泌乳期の乳腺上皮細胞、乳腺組織の生理機能を観察、解析し、それに基づいてメカニズムに迫ろうと試みています。

研究者:獣医学研究部門 基礎獣医学分野 機能学系 上川 昭博 准教授

キーワード:乳腺・上皮細胞・イオンチャネル・パッチランプ・射乳・オキシトシン

技術資料

帯広畜産大学

病理学的並びに分子病理学的手法を用いた疾患診断および病態解明

帯広畜産大学が酪農・畜産地帯に位置する利点を生かし、動物、特に産業動物の自然発生疾患に対する病理学診断を日々行っています。その中から、新規あるいは稀有な疾患を見出し、それら疾患についての病理学的な研究を行うとともに、既知の疾患の未解明の事象の解明に取り組んでいます。また、病理診断への分子生物学的手法を応用するための研究や、学内外の基礎・臨床研究分野の多くの先生と様々な共同研究も行っています。

研究者:グローバルアグロメディシン研究センター 獣医学研究部門 基礎獣医学分野 形態学系 古林 与志安 副学長・教授

キーワード:病気、形態、病理、診断、疾患モデル

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帯広畜産大学

化学物質に対する動物の感受性を遺伝的側面から明らかにする

毒性物質の代謝・排泄に関わる分子の動物種差を明らかにする研究を行っております。

研究者:グローバルアグロメディシン研究センター 川合 佑典 准教授

キーワード:毒性学・動物種差・薬物代謝・遺伝子配列解析

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基礎研究で病気の治療に貢献する

目的: パーキンソン病に併発する認知症の発症機構を解明し、その予防・治療薬を開発する。
特徴: 動物本能の発現機構、外的環境に適応して神経可塑的変化が生じる機構、脳神経変性疾患の発症機構について、動物個体の解析から細胞・分子のレベルにまで掘り下げて研究する。
ゴール: 健康と福祉に貢献。医薬品・食品産業に貢献。研究哲学とその成果を教育に反映させる。

研究者:獣医学研究部門 基礎獣医学分野 機能学系 石井 利明 教授

キーワード:パーキンソン病、認知障害、記憶の消去、学習、長期抑制、海馬、歯状回、5-HT4受容体、セロトニン、ドパミン、創薬、予防、治療薬、医薬品開発、ホスホジエステラーゼ、ビフィズス菌、腸脳相関、プロバイオティクス、癲癇、ニューロプシン、キンドリング、黒質、線条体、離乳、自給本能、サーカディアンリズム、夜行性、探索行動、食情報調節、インテグリン、インテグリンリンクドキナーゼ

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お母さんの脳を科学する

周産期のお母さんで起きる脳のトラブルを分子・細胞・個体レベルで明らかにし、神経科学の視点から社会に貢献することを目指しています。

研究者:獣医学研究部門 基礎獣医学分野 機能学系 室井 喜景 准教授

キーワード:産後うつ、育児放棄、暴力

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上皮膜イオン輸送機能の分子機構解明に向けて

反芻動物に特徴的な唾液分泌能やヒトの呼吸器疾患の病態・治療研究におけるブタの有用性に注目し、ウシ耳下腺腺房細胞やブタ気管線毛上皮細胞に機能発現するイオンチャネルやトランスポーターの細胞内調節機構の研究を行っています。

研究者:獣医学研究部門 基礎獣医学分野 機能学系 石川 透 教授

キーワード:上皮細胞・イオン輸送・イオンチャネル・トランスポーター

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難病アミロイドーシスへの挑戦 -疾患モデル・動物からヒトへ-

アミロイドーシスは蛋白質の異常凝集によって起こる難病で す。動物に起こる類似疾患や疾患モデルを手掛かりに、新 たな診断法や治療法を開発します。

研究者:グローバルアグロメディシン研究センター 獣医学研究部門 基礎獣医学分野 形態学系 渡邉 謙一 准教授

キーワード:比較病理学・アミロイドーシス・疾患モデル

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化学物質の毒性学研究により動物・食品・環境衛生の向上に貢献したい

動物衛生・食品衛生・環境衛生の向上を目指した化学物質 の毒性科学研究や希少動物の保全科学に関する研究を推進しています。

研究者:グローバルアグロメディシン研究センター 久保田 彰 教授

キーワード:毒性学 ・ 薬物動態 ・ 環境化学 ・ゼブラフィッシュ ・ サイレージ ・ かび毒

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ヒトや動物に病気を引き起こす病原ウイルスの制御法の確立を目指す

種々の病原ウイルスの効果的な制御法確立のため以下の研究を行っています。
主に天然物より新規抗ウイルス物質を同定し、抗ウイルス性素材等への応用を目指す研究
ウイルス感染症の診断法開発に関わる研究
ウイルス病原性や宿主免疫応答に関わる研究

研究者:グローバルアグロメディシン研究センター 獣医学研究部門 武田 洋平 助教

キーワード:天然物、抗ウイルス物質、診断法開発、病原性解析、感染免疫

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マダニ媒介原虫感染症から犬を守る研究

犬バベシア症は、マダニにより媒介され、重篤な貧血を引き 起こす病気である。この病気に対する診断・治療・予防法の 確立を目指している。

研究者:原虫病研究センター 生体防御学分野 玄 学南 教授

キーワード:犬バベシア症 ・ 診断 ・ 治療 ・ ワクチン

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帯広畜産大学

ベクターによる病原体媒介メカニズムを明らかにすることで感染症を征圧する

蚊によって媒介されるマラリアや犬糸状虫症などの寄生虫性感染症の制圧に向け、特にこれらの病原体を媒介する蚊の側面に注目し研究を行っています。また、北海道に生息する野生動物にはどのような病原微生物が感染しているのかを明らかにすべく研究を展開しています。

研究者:原虫病研究センター 節足動物衛生工学分野 福本 晋也 准教授

キーワード:犬糸状虫・予防薬・ベクター・マラリア・ジビエ・ヒグマ・エゾシカ

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帯広畜産大学

免疫学・生化学的研究により動物感染症に対する制御方法を開発したい

ヒトや動物に感染して病気を引き起こす寄生虫感染症に着目し、免疫学・生化学的研究により治療・予防・診断方法の開発に向けた基礎研究を行なっています。

研究者:原虫病研究センター 生体防御学分野 西川 義文 教授

キーワード:ワクチン・薬・診断・疫学

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マダニの生態を理解し、マダニ対策法の開発研究に貢献したい

マダニの「栄養代謝(飢餓と飽血)」と「卵形成」の仕組み、病原体媒介の仕組みについて、分子・細胞・組織・個体レベルで研究を行っています。マダニの吸血・発育・繁殖・病原体媒介を阻止するワクチン開発へと繋げることが目標です。

研究者:原虫病研究センター ゲノム機能学分野 白藤 梨可 准教授

キーワード:マダニ、栄養代謝、卵形成、オートファジー、マダニ媒介性感染症、ピロプラズマ(バベシア、タイレリア)

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国際防疫に立ちはだかる馬と牛のピロプラズマ病に立ち向かえ!

マダニによって媒介されるピロプラズマ(バベシアおよびタイレリア)病は、牛や馬に発熱や貧血などの消耗性疾患を引き起こし、世界中で深刻な経済的被害をもたらしています。そこで、本疾病の疾病制御に向けた対応策ガイドラインの作成を目指しています。また、ピロプラズマ病の問題を抱える海外汚染国から若手研究者を受け入れて、研修と人材育成に努めるとともに、ピロプラズマ病の制圧に関する国際的共同研究ネットワークの構築にも取り組んでいます。

研究者:原虫病研究センター 高度診断学分野 横山 直明 教授

キーワード:ピロプラズマ、バベシア、タイレリア、馬、牛、WOAH

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顧みられない熱帯病の診断法を開発する研究

寄生虫のゲノムから寄生虫病の診断法開発に有用な遺伝子を発掘して、途上国での顧みられない熱帯病(寄生虫病)対策に実装可能な技術開発を行っています。

研究者:原虫病研究センター 先端予防治療学分野 河津 信一郎 教授

キーワード:顧みられない熱帯病(NTDs)、寄生虫ゲノム、ELISA、POCT

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原虫の寄生機構を遺伝子レベルで解明したい

原虫遺伝子の機能を調べ、宿主寄生機構の解明を目指しています。

研究者:原虫病研究センター 感染病理学分野  五十嵐 慎 教授

キーワード:遺伝子 ・ 宿主寄生機構 ・ ワクチン

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トリパノソーマ症および媒介吸血昆虫に関する研究

【目的】動物トリパノソーマ症の制御・制圧による家畜生産性の向上
【特徴】トリパノソーマ症対策確立のため、培養系を中心とした「生きたトリパノソーマ」を材料に研究を進めています。またトリパノソーマをはじめ各種病原体を媒介するアブ類の研究もすすめています。

研究者:グローバルアグロメディシン研究センター 獣医学研究部門 菅沼 啓輔 助教

キーワード:トリパノソーマ・治療薬・アブ・サシバエ

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ウイルス感染症に関する研究の成果を人や動物の健康に役立てたい

インフルエンザ、コロナウイルス感染症など、人と動物に脅威となるウイルス感染症の診断・予防・制御に関する研究を行なっています。人と動物の健康の維持・増進に貢献できることが目標です。

研究者:獣医学研究部門 基礎獣医学分野 応用獣医学系 小川 晴子 教授

キーワード:ウイルス感染症・感染制御・診断・予防

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国内で行われる食品衛生検査へ国際的通用性を与える仕組みを構築する

国際的通用性をもつ検査精度管理手法を導入することで企業等で創出される検査データの信頼性の確保を実現し、併せてHACCPに基づく新たな衛生管理体制の構築支援を行うことで、本邦の食品衛生レベルの向上を目指している。

研究者:動物・食品検査診断センター 山崎 栄樹 准教授

キーワード:食品衛生検査、食中毒予防、HACCP、ISO/IEC17025認定

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感染や危害をもたらす真菌(カビ・酵母)の基盤研究と専門知識・技術の実用化

真菌の中には感染症の原因となる真菌や危害を与える毒素(カビ毒)を作る真菌がいます。このような真菌に関する調査・研究を通じて、ヒトや動物の健康を守ることにつなげたいと考えています。また、これら調査・研究を通じて、予防、検査・診断、治療といった形での応用を目指しています。最新の調査・研究情報も含めた真菌に関する教育を学生に提供するとともに、広く発信することで社会に還元していきます。

研究者:獣医学研究部門 基礎獣医学分野 応用獣医学系 豊留 孝仁 准教授

キーワード:病原真菌(カビ、酵母、キノコ)、カビ毒(マイコトキシン)、真菌感染症

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ヒトと動物の健康のための統計学とバイオインフォマティクス

ヒトと動物の健康、病気等に関わる分子生物学的データや個体データを適切に解析するための新規統計手法の開発を目指しています。

研究者:グローバルアグロメディシン研究センター 獣医学研究部門 茅野 光範 准教授

キーワード:統計・機械学習・オミックス・ヒトと動物のアルツハイマー病

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種々の心疾患および外科疾患に関する病態解明と治療方法の開発

犬猫の軟部外科と循環器に関する研究を幅広く行っています。先天性心疾患・血管奇形に対するインターベンションや先天性奇形に対する外科手術を専門としており、複数の大学や企業・NPO法人とともに新規治療デバイスの開発も進めています。
また伴侶動物の高齢化と高度医療化に伴い、疾病の早期発見の観点から自宅での健康管理や診断ツールの開発にも多数携わっています。
さらに近年は多分野の大学と連携して、獣医療におけるビッグデータや深層学習活用の可能性についても検討しています。

研究者:獣医学研究部門  上村 暁子 教授

キーワード:心疾患心疾患、インターベンション、低侵襲手術、生体材料

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帯広畜産大学

科学で未来の畜産を支える

北海道十勝地方で多く飼養されている乳牛や重輓馬を研究の対象として、疾病予防や動物福祉の向上に役立つ技術の開発を目指しています。実験的なサンプリングと並行して、繁殖検診や一般診療を行うことで、動物の生産性や福祉を抑制している種々の要因を明らかにします。

研究者:グローバルアグロメディシン研究センター 滄木 孝弘 准教授

キーワード:牛・馬・疾病予防・生産性の向上・動物福祉

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超音波診断装置および血液バイオマーカーを用いた循環疾患や腫瘍疾患の病態評価および早期診断法の確立

超音波診断装置や血液バイオマーカーを用いて、循環疾患や腫瘍疾患の正確な病態評価及び早期診断を行う事を目的にしています。

研究者:動物医療センター 吉田 智彦 准教授

キーワード:循環器疾患・心臓超音波検査・バイオマーカー

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帯広畜産大学

パラサイトハンターです

世界各地で流行する人と動物のトリパノソーマ症に対して効果的で実行可能な対策を示すために診断・治療・予防法の開発研究を行っています。加えてWOAHリファレンスラボラトリー専門家としてトリパノソーマ症に関するWOAHマニュアル改訂,情報提供や流行状況調査等を実施しています。アフリカ,アジア,南米,欧州等,ほぼ全世界を網羅するWOAH公認トリパノソーマ研究者ネットワークにも主要メンバーとして参加しています

研究者:原虫病研究センター 井上 昇 教授

キーワード:原虫病・ベクター・培養技術・海外学術調査・家畜・診断法・治療法・予防法・国際獣疫事務局(WOAH)

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ヒトと家畜の健康を評価する –糖分析の視点から-

乳や乳酸菌のもつ機能性成分の化学構造解析や動態解析から機能性成分の構造-機能相関について明らかにすることを目標としています。現在は、乳に含まれる糖タンパク質糖鎖やオリゴ糖、乳酸菌由来の菌体外多糖の構造解析など、”糖”をキーワードに研究を進めています。

研究者:生命・食料科学研究部門 堀内 里紗 助教

キーワード:乳・乳酸菌・糖鎖・オリゴ糖・構造解析

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帯広畜産大学

野生動物の種特異的な繁殖生理の特徴を明らかにする

野生動物や動物園動物の繁殖の特徴を明らかにすることで、その動物の保全や管理への貢献を目指しています。また動物の臭腺の研究を進めており、匂い物質を用いたコミュニケーションが動物の行動に与える影響を検証しています。

研究者:獣医学研究部門 冨安 洵平 助教

キーワード:繁殖・野生動物・解剖・内分泌・ホルモン

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帯広畜産大学

病理学的アプローチによる家畜衛生への貢献

産業動物の自然発生疾患や感染症に対する病理診断を行っています。新規あるいは稀有な疾患についてはその病理学的特徴や病態を明らかにし、正確で迅速な診断につなげる取り組みを行っています。また、既知の疾患の未解明の事象、畜産の現場で問題となっている事象の解明に取り組み、治療や予防に役立てる情報を提供しています。病理学的手法で我が国の家畜衛生に貢献していきます。

研究者:グローバルアグロメディシン研究センター 山田 学 教授

キーワード:獣医病理学・家畜衛生・牛・豚・馬・鶏

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帯広畜産大学

食品の安全性向上を目指して

食中毒菌の多くは、家畜の消化管内で増殖し、糞便とともに体外に排泄され、土壌や河川を汚染したり、食肉加工施設のと殺・解体工程で食肉を汚染し、私たちの生活環境からなくすことはできません。このため、食中毒とならないためには、病気にならないレベルでコントロールすることが重要で、それを科学的に考えます。

研究者:獣医学研究部門 佐々木 貴正 教授

キーワード:食品安全・フードチェーン・ワンヘルス・細菌検査法・薬剤耐性

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群馬大学

・新規蛍光性化合物の開発 ・核酸二重鎖、或は三重鎖形成に基づく遺伝情報発現の人的な制御手法の開発 ・特定遺伝子、蛋白質、生体内オルガネラの標識化法、検出法の開発

オリゴDNA/RNAの化学合成 ・化学修飾、蛍光性化学プローグの開発、生体関連化合物の合成 ・修飾

研究者: 工学研究科 篠塚和夫 教授

キーワード: 人工遺伝子, 蛍光性化合物, 標識化

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群馬大学

・発がんシグナルが引き起こす異常なDNA複製とゲノム不安定性 ・熱ショック応答転写因子HSF1による細胞老化の制御

ヒト細胞のDNA複製、遺伝子変異、Hsp90に関連する化合物やたんぱく質の解析

研究者: 生体調節研究所 山下孝之 教授

キーワード: ストレス, 老化, 癌

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群馬大学

・結合織代謝:強皮症、ケロイド ・創傷治癒:褥瘡、慢性皮膚潰瘍 ・アレルギー:アトピー性皮膚炎、皮膚生理機能

膠原病、創傷治癒、アトピー性皮膚炎、皮膚生理機能、ヒトパピローマウイルス感染症、脱毛症

研究者: 医学系研究科 石川 治 教授

キーワード: 膠原病(強皮症), ケロイド, 創傷治癒

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群馬大学

・りん光プローブを用いた細胞内酸素濃度計測法の開発 ・がんなどの低酸素組織イメージング法の開発

発光イメージング、低酸素検出試薬、生体組織の酸素濃度測定

研究者: 理工学研究院 飛田成史 教授

キーワード: 低酸素組織, 機能性発光プローブ, 癌イメージング

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群馬大学

・重粒子線治療の臨床応用研究ならびに基礎研究 ・世界最先端の放射線医療技術の開発

加速器工学、遺伝子工学、放射線増感、抗腫瘍薬剤と放射線の併用など

研究者: 医学系研究科 中野隆史 教授

キーワード: COE, 重粒子線, マイクロビーム

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群馬大学

・神経変性疾患、特に脊髄小脳失調症の病態解明と治療法開発 ・記憶や学習を制御するシナプス伝達と可塑性の分子機構の解明

脳細胞への遺伝子導入法開発、薬剤の神経細胞機能やシナプス伝達に対する影響評価

研究者: 医学系研究科 平井宏和 教授

キーワード: 神経変性疾患, 小脳, 遺伝子治療

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群馬大学

・糖タンパク質糖鎖の合成研究 ・合成糖鎖を用いた糖鎖機能の解析 ・糖鎖分子プローブによる糖質関連酵素の解析

糖鎖や糖質関連化合物の合成、糖修飾化合物の合成、糖質関連酵素の解析

研究者: 理工学府 松尾一郎 教授

キーワード: 糖鎖合成, 糖質関連酵素, 糖ペプチド

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群馬大学

・ラット肝臓肝様細胞の分化誘導機構の解明 ・酪酸の作用機構の解明

電気泳動でのタンパク質の分離解析、タンパク質の質量分析

研究者: 工学研究科 佐伯俊彦 助教

キーワード: 電気泳動, 質量分析, 培養細胞

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群馬大学

・前立腺癌の遺伝子解析 ・前立腺癌の増殖機構 ・前立腺とホルモン ・前立腺癌検診

前立腺癌、前立腺肥大症

研究者: 医学系研究科 鈴木和浩 教授

キーワード: 前立腺癌, 前立腺肥大症, ホルモン

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群馬大学

・動脈硬化の分子メカニズムの研究 ・心不全の分子メカニズムの研究 ・致死性不整脈の分子メカニズムの研究

遺伝子診断、分子標的薬の薬効評価

研究者: 医学系研究科 倉林正彦 教授

キーワード: 動脈硬化, 心不全, 不整脈

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群馬大学

・運動器・スポーツ障害の発生機序の運動学的解析 ・運動器・スポーツ障害の予防法の開発 ・安全な健康・体力づくり

スポーツ,リハビリテーションエイド,健康ツール

研究者: 保健学研究科 坂本雅昭 教授

キーワード: スポーツ障害, 動作解析, 障害予防ツール

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群馬大学

・タンパク質の自己組織化の機構解明とその応用 ・Gタンパク質共役受容体の機能解析 ・新規生理物質の開発と応用 ・カイコを用いた有用物質生産やカイコの新しい利用方法の開発

遺伝子解析、有用タンパク質の大量生産、新規薬理活性物質の探索

研究者: 工学研究科 武田茂樹 教授

キーワード: 受容体, 自己組織化, バイオナノマシン

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群馬大学

・肝臓で発現する核内受容体の機能解析 ・肝臓における遺伝子発現制御ネットワークの解明

遺伝子工学全般、細胞培養

研究者: 理工学府 井上裕介 准教授

キーワード: 肝臓, 核内受容体, ノックアウトマウス

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群馬大学

・アレルギー、自己免疫疾患の発症抑制機能を有する新規食品素材の検索 ・上記発症抑制メカニズムの解明 ・上記食品素材を利用した機能性食品の開発

食物アレルギーの予防・治療、自己免疫疾患の予防・治療、これらを目的とした特定保健用食品の開発

研究者: 理工学府 榎本 淳 准教授

キーワード: 機能性食品, 特定保健用食品, 自己免疫疾患

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群馬大学

・鎮静・疼痛の生理学・薬理学 ・周術期管理医学

鎮痛薬の開発・改良 リハビリテーション器具の開発 酸素供給器具の開発

研究者: 医学系研究科 齋藤 繁 教授

キーワード: 鎮痛薬, 麻酔薬, 重症患者管理

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群馬大学

・モデル動物を利用した精神神経疾患の病態の解明 ・GABA作動性ニューロンの分子生物学的および生理学的研究

精神神経疾患モデル動物の作製、口蓋裂や臍帯ヘルニアのモデル動物の提供

研究者: 医学系研究科 柳川右千夫 教授

キーワード: モデル動物, 精神神経疾患, GABAニューロン

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群馬大学

・女性の満足度を高める助産ケアの開発と評価 ・母親支援プログラムの開発と評価

分娩介助シミュレーターの開発 ・産婦の満足度調査 ・出産体験の満足度尺度の開発

研究者: 保健学研究科 常盤洋子 教授

キーワード: 助産, 助産ケア, 育児支援

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群馬大学

・蛍光性DNAの開発と遺伝子検査への応用 ・修飾アンチセンス核酸 ・修飾siRNAによる遺伝子発現制御

修飾核酸の物性評価、核酸の蛍光標識化、修飾核酸の化学合成

研究者: 工学系研究科 尾崎広明 教授

キーワード: 修飾核酸, DNA, 蛍光標識化

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群馬大学

・慢性疾患患者に関するセルフマネジメントの研究 ・慢性疾患患者に関する心理社会的側面からの研究 ・患者教育に必要な態度と学習レディネスに関する研究 ・糖尿病患者の合併症の受け止め方に関する研究

心理社会的側面からの尺度開発、生活習慣病対策に関する指導技術、セルフマネジメントへの動機付け支援

研究者: 保健学研究科 岡美智代 教授

キーワード: 慢性疾患看護, 生活習慣病, 患者教育

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群馬大学

・エピジェネティクス ・癌、生活習慣病などのエピゲノム研究 ・エピジェネティクスの見地にたった初期発生、再生医療研究

エピゲノム解析 ES細胞作成

研究者: 生体調節研究所 畑田出穂 教授

キーワード: エピジェネティクス, エピゲノム

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群馬大学

・光化学反応を利用した結晶成長 ・光による活性酸素種の生成とがん治療への応用

有機光化学の基礎 結晶成長学

研究者: 理工学部 奥津哲夫 教授

キーワード: 光化学, 結晶成長, 光線力学療法

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群馬大学

・蛋白質・ペプチドの立体構造解析 ・蛋白質の安定化・凝集防止 ・細胞内情報伝達

蛋白質の精製・安定化・立体構造決定

研究者: 理工学府 若松 馨 教授

キーワード: 蛋白質, ペプチド, 細胞内情報伝達

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群馬大学

・マラリアワクチンなど、感染対策に有用な化学研究 ・がんワクチンなど、生体高分子材料の応用

高分子材料・食品・化粧品の分析・評価、機器分析(X線結晶解析、NMR、分子構造など)

研究者: 理工学府 奥 浩之 准教授

キーワード: ペプチド, 高分子材料, 検査デバイス・検査キット

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群馬大学

・超音波による生体組織弾性の映像系 ・加圧光センサを用いた末梢循環障害の診断法

医用応用のための超音波、光等波動を用いた計測制御工学

研究者: 理工学府 山越芳樹 教授

キーワード: 医用工学, 超音波医用応用, 光医用応用

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群馬大学

・細菌べん毛繊維の構造解析 ・細菌べん毛モーターの機能解析

変異導入 微生物運動解析 顕微鏡観察

研究者: 理工学府 大澤研二 教授

キーワード: 運動タンパク質, 突然変異, 可視化

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群馬大学

・食品分析技術・装置の開発 ・高分子分析技術・装置の開発

食品分析、食品開発、増粘・ゲル化剤、高分子分析

研究者: 理工学府 高橋 亮 助教

キーワード: 食品分析、非破壊分析、おいしさ、分子調理、高分子

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筑波技術大学

科学系博物館の⼿話ガイド育成⽀援 誰もが学び・楽しめる博物館を!

科学系博物館(⽔族館・動物園・植物園を含む)の情報アクセシビリティ向上のために、当事者(聴覚障害者)⼿話ガイド育成のお⼿伝いをします。⼿話を活かして活動したいと考えている聴覚障がい者の⽅と、⼿話ガイドを必要としている科学系博物館を、双⽅のご要望をお伺いした上で、おつなぎいたします。マッチング後は、⼿話ガイド育成時の⾯接や、研修に必要な、⼿話通訳・⽂字通訳の派遣などをお⼿伝いします。

研究者:産業技術学部 教授 ⽣⽥⽬ 美紀

キーワード:科学系博物館、⼿話ガイド、聴覚障害、サイエンスコミュニケーション、社会貢献

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筑波技術大学

光ファイバセンサを用いたヘルスモニタリング ~光ファイバ振動センサの特性~

今後,ますます増加する老朽化した社会インフラを安全に稼働させ,また検査・メン テナンス技術者の人材不足に対応するために常時モニタリング技術の確立を目指しています。具体的には事故に直結するような材料損傷から発生する超音波(AE波)計測による事故防止,老朽化設備を常時監視することで効率的なメンテナンス(コンディションベースメンテナンス)につなげるなど安心・安全を保証する技術を確立します。

研究者: 産業技術学部産業情報学科 准教授 明松 圭昭

キーワード: ヘルスモニタリング,アコースティック・エミッション(AE)

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筑波技術大学

聴覚障害者の自己発生音に関する研究

現在、我が国は聴覚障害者自身(ろう文化)に合わせた空間造りの概念が乏しいです。聴者の文化を元に作られた建築物に情報的障壁を補うための機器設備を設置する考えが一般的です。しかし、近年アメリカのギャローデット大学では、聴覚障害者の行動様式等に注目したデフスペース(聴覚障害者自身に合わせた空間造り)の研究が著しく進められています。

研究者: 産業技術学部産業情報学科 准教授 今井 計

キーワード: デフスペース、自己発生音、聴覚障害、騒音、意識調査、ドアの開閉音

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筑波技術大学

手話の見やすさに関する研究

「手話の見やすさ」の重要性は、社会的に認知されているが、日本ではまだ研究されていない分野である。「手話の見やすさ」と建築室内環境との関係を定量的に把握し、その評価指標を明らかにすると共に、手話の視環境のガイドラインを確立していく必要があります。

研究者: 産業技術学部産業情報学科 准教授 今井 計

キーワード: 手話、聴覚障害者、見やすさ、評価実験

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筑波技術大学

ディジタル補聴器のための臨界帯域圧縮アルゴリズム

• 音の細かな高さの聞き分けをする「聴覚フィルタ」は聴覚障害者では健聴者に比べて帯域 幅が広くなり、周波数を細かく分離する能力が低下→音声の聞き取りやすさが低下します。 • あらかじめ、周波数軸上で情報を圧縮することによって、フィルタが広がっていても音声の明瞭性を保つ処理します。 • 難聴者への聞き取り実験で、音声明瞭度が上昇します。

研究者: 産業技術学部産業情報学科 助教 安 啓一

キーワード: 聴覚障害、ディジタル補聴器、臨界帯域、周波数圧縮

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筑波技術大学

手技療法(あん摩マッサージ)の心身への効果:医療チーム参入をめざして

たくさんのあん摩マッサージの臨床効果がわかってきています。

研究者: 保健科学部 保健学科 鍼灸学専攻 教授 殿山 希

キーワード: あん摩療法、マッサージ療法、遺伝子発現、パーキンソン病、がんサバイバー

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筑波技術大学

東洋医学タッチケアの可能性の検討 自閉症・情緒障害のある児童が持つ心身トラブルの改善を目指して

東洋医学では、心と身体の問題を1つの原因からなると考えて治療を行います。軽度の症状でも未病として捉え、治療の 対象とします。加えて、タッチケアでの研究報告はまだありませんが、薬物療法に鍼灸治療を併用したり、薬物療法に反応を示さなかった症例に対して鍼灸治療を行うと、奏功を示すケースがあります。この様な特徴を持つ東洋医学をタッチケアに取り入れ、自閉症や情緒障害の児童の健康向上に応用する方法を検討しています。

研究者: 保健科学部 保健学科 鍼灸学専攻 助教 笹岡 知子

キーワード: 東洋医学、タッチケア、自閉症・気分障害、児童

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筑波技術大学

理学療法による筋力維持・廃用防止と身体機能改善効果の確立:内部障害理学療法の新展開 廃用症候群回復から疾病予防まで

本研究室では、以下の2つの研究を行なっています。 1.「廃用症候群予防のための新たなリハビリテーション機器の効果についての研究」 2.「疾病予防、透析導入予防のための理学療法の確立」

研究者: 保健科学部 保健学科 理学療法学専攻 准教授 三浦 美佐

キーワード: 運動療法、電気刺激、腎機能障害、循環障害、呼吸障害、代謝障害、動脈硬化、高齢者、機能改善、疾病予防、透析導入予防

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筑波技術大学

アミノ酸摂取が運動時の筋疲労に及ぼす影響 -タウリンとロイシンに注目して-

アスリートにとって、以下の二点が重要です。 1.競技中における筋疲労をできるだけ抑え、競技中のパフォーマンスを高いレベルで維持すること 2.運動後に発生するDOMS、筋損傷をできるだけ軽減し、さらに可能な限り速く回復すること

研究者: 保健科学部 保健学科 理学療法学専攻 助教 松井 康

キーワード: アミノ酸、筋疲労、タウリン、ロイシン(leucine)

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筑波技術大学

盲ろう者・聴覚障害者の歌唱支援ための触覚フィードバックによる音声ピッチ制御

聴覚に障害があっても歌いたいと思う人は少なくない。しかし、自分の声の高さを知覚できない盲ろう者・聴覚障害者はある程度正95mm 確な音程で歌うことが難しいです、そこで、触覚フィードバックによる音声ピッチ制御システムを開発しました

研究者: 保健科学部 情報システム学科 教授 坂尻 正次

キーワード: 盲ろう 聴覚障害 触覚フィードバック 音声ピッチ 歌唱

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筑波技術大学

多種類の活性酸素種消去活性測定による酸化ストレス病態・抗酸化活性の多面的測定-狙いを定めた抗酸化戦略-

・酸化ストレスは、多くの病気や老化の要因と考えられています。 ・ 今までの酸化ストレス評価法は、身体の中で起こる複雑な酸化ストレス関連反応を捉え切れていません。 ・ これは,多くの抗酸化剤による治療の試みを失敗に終わらせた大きな原因です。 ・ 私たちは,多種類の活性酸素に対する消去活性を測定することにより、複雑な酸化スト レス連鎖反応を多面的に評価する方法(MULTIS)法の発展研究を続けています。 ・これまでは、「酸化ストレスの亢進」→「抗酸化剤の投与」という単純な図式でした。 ・ 私たちの方法では、「どの部位で」「どの程度」抗酸化活性が低下しているため、「どのような」薬やサプリメントを「どのくらい」使えば良いのかが評価できます。

研究者: 保健科学部 附属東西医学統合医療センター 教授 平山 暁

キーワード: 酸化ストレス,抗酸化活性,電子スピン共鳴,サプリメント,アンチエイジング

技術資料

筑波技術大学

漢方製剤や生薬製剤の伝統的な臨床効果を 最新の西洋医学により証明する -酸化抗酸化平衡解析を中心とした東西医学統合-

・漢方薬や中医薬、生薬、ハーブ、サプリメントには、抗酸化活性や酸化ストレス改善効 果が示されているものが多くあります。 ・しかし、これらの多くは試験管レベル(in vitro)での検討に留まり、生体内(in vivo)で実際 どのように働いているのかが示されてるものは少ないのが現状です。 ・私たちは最先端の電子スピン共鳴法解析やライブイメージングにより、漢方薬や生薬が生体内酸化ストレス動態に及ぼす影響を、多面的に評価しています。

研究者: 保健科学部 附属東西医学統合医療センター 教授 平山 暁

キーワード: 漢方薬,中医薬,生薬,ハーブ,サプリメント,アンチエイジング,酸化ストレス,抗酸化

技術資料

筑波技術大学

鍼灸あん摩マッサージ指圧による医療・福祉、健康・運動・スポーツに関する研究

本研究室では以下の研究を行なっています。 ・スポーツ(障害者スポーツ)・運動、健康 ・国内外の利用状況やニーズ調査 ・コンディショニング(予防)とケア(治療) ・パフォーマンス向上 発展的研究

研究者: 保健科学部 附属東西医学統合医療センター 准教授 櫻庭 陽

キーワード: 鍼、灸、あん摩マッサージ指圧、医療、福祉、健康、運動 スポーツ、障害者スポーツ、透析医療(血液透析)、教育、卒後研修

技術資料

筑波技術大学

聴覚障害教育 言語指導と教科指導

聴覚障害教育における日本語指導や教科指導の在り方を研究しています。「9歳の壁」の存在は、聾教育現場で指摘されてきたが、非障害児にもみられる現象である。これは、「生活言語」から「学習言語」への移行につまずく現象であり、抽象的思考が求められます。

研究者: 障害者高等教育研究支援センター 障害者基礎教育研究部(聴覚障害系) 准教授 脇中 起余子

キーワード: 「9歳の壁」、日本語指導、認知特性、生活言語、学習言語、手話、日本語、助詞、授受構文、敬語、視覚優位型、同時処理型

技術資料

筑波技術大学

視覚障害者のスポーツ活動と健康 視覚障害者のスポーツ活動と情報アクセス

視覚障害者の運動スポーツ活動と健康の関係は? 視覚障害学生・視覚障害アスリートのスポーツ活動が心身の健康にどのように影響するかを検討します。

研究者: 障害者高等教育研究支援センター 障害者基礎教育研究部(視覚障害系) 教授 香田 泰子

キーワード: 視覚障害者、運動・スポーツ、健康、情報アクセス

技術資料

筑波技術大学

視覚障害学生の体育・スポーツに関する支援 障害者スポーツの推進

○障害者高等教育拠点事業(https://krk‐ntut.org/) ・視覚障害学生の体育に関する支援・相談 ・視覚障害者スポーツに関する講習会への講師派遣 ・障害学生の体育に関する調査 ○本学の特⻑を活かした障害者スポーツ教室の開催(毎月1回) ・地域の障害者が定期的にスポーツ活動に参加できる機会の提供 ・障がい者スポーツ指導員資格保持者の活動場所・研鑚機会の提供 ・障害者スポーツに関する理解・啓発の促進

研究者: 障害者高等教育研究支援センター 障害者基礎教育研究部(視覚障害系) 准教授 天野 和彦

キーワード: 視覚障害,体育,障害者スポーツ(アダプテッド・スポーツ),合理的配慮,支援

技術資料

筑波技術大学

言語政策の国際比較による教育機会均等に関する研究 視覚障害対応の英語教育技術と測定評価

以下の2つのテーマに取り組んでいます。 1.言語政策の国際比較による教育機会均等に関する研究 2.視覚障害対応の英語教育技術研究と教育測定評価

研究者: 障害者高等教育研究支援センター 障害者基礎教育研究部(視覚障害系) 講師 太田 智加子

キーワード: 言語の相対性、言語政策の国際比較、社会言語学、視覚障害者対応の英語教育技術、情報補償コンテンツ型自主学習支援システムと教育測定評価

技術資料

筑波技術大学

・格交替現象と格の存在理由 ・言語発達と心の理論の発達 ・日本手話の文末指さしに関する統語的研究

人間の言語機能の解明を目的として、現在、下記の3つの研究テーマに取り組んでいます。 (1) 格交替現象と格の存在理由: (2) 言語発達と心の理論の発達: (3) 日本手話の文末指さしに関する統語的研究:

研究者: 障害者高等教育研究支援センター 障害者基礎教育研究部(視覚障害系) 講師 小林 ゆきの

キーワード: 言語機能、格、ミニマリスト・プログラム、心の理論、日本手話

技術資料

筑波技術大学

高等教育機関における聴覚障害学生への支援 日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)

全国の高等教育機関(以下、大学)で学ぶ聴覚障害学生への支援体制向上のため、全国の先 進的な取り組みを行っている大学とともに、日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)を立ち上げ、以下のような事業を行っています。ここでの取り組みは、全国の大学で学ぶ障害学生全体の修学環境の向上に大いに寄与しています。 ・聴覚障害学生支援に取り組む大学同士の連携体制構築 ・聴覚障害学生支援に関わるモデル事例の構築 ・聴覚障害学生支援に関する各種研修・啓発機会の提供 ・聴覚障害学生支援に関する教材開発 ・聴覚障害学生支援に困難を抱える大学へのコンサルティング提供

研究者: 障害者高等教育研究支援センター 障害者支援研究部(聴覚障害系) 准教授 白澤 麻弓

キーワード: 高等教育、聴覚障害、支援、ネットワーク、ノートテイク、手話通訳

技術資料

筑波技術大学

舞台芸術における手話通訳技術

本研究では、これまで我が国で行われてきた舞台芸術の手話通訳における問題点を洗い出すとともに、先進国で行われている舞台芸術活動における手話通訳者養成ならびに 実際の通訳活動の視察を通して、舞台芸術活動における手話通訳に必要な技術を明らかにします。そのうえで舞台芸術活動に特化した手話通訳の技術研修プログラムを開発し、多様な場面で活用しながら問題点等を検討しています。

研究者:障害者高等教育研究支援センター 障害者支援研究部(聴覚障害系) 助手 萩原 彩子

キーワード: 手話通訳、舞台芸術

技術資料

筑波技術大学

鍼灸あん摩マッサージ指圧による医療や健康、運動やスポーツに関する研究 視覚障がい者の臨床教育に関する研究

○透析医療 ・各種症状(痛み、掻痒感、倦怠感等)のケア ・⾎液透析の⾃律神経への影響を観察、そして鍼灸でケア 発展的 ⾎液透析導⼊前期間の延⻑(残存腎機能の維持) ○スポーツ(障害者スポーツ)、運動と健康 ・コンディショニングとケアの効果や活⽤⽅法 発展的 パフォーマンス向上 ・健康・介護予防運動への導⼊(貼付タイプ、セルフケア…) 発展的 運動との併⽤効果 ○卒後や臨床教育 ・学⽣や新卒者の臨床現場における教育とその⽅法 ・視覚障がい者を含めた有資格者の臨床技術や知識をBrush up 発展的 視覚障がい者に技術を効果的かつ効率的に教授する⽅法

研究者:保健科学部附属東⻄医学統合医療センター 准教授 櫻庭 陽

キーワード:鍼・灸・あん摩マッサージ指圧、東洋医学、統合医療、 透析医療(⾎液透析)、鍼灸あん摩マッサージ指圧師の卒後研修や臨床教育 健康、介護予防運動、健康運動、スポーツ、障害者スポーツ、 鍼灸あん摩マッサージ指圧師の卒後教育・臨床教育、視覚障がい者への技術教授

技術資料

日本原子力研究開発機構

放射化法による99Mo/99mTc製造プロセス

99Moの娘核種である99mTcは、核医学検査薬として利用(全体の約8割)されていますが、大半がウラン(235U)の核分裂を利用し海外で製造されます。安定供給を図るため、本技術は放射化法による99Mo/99mTc製造プロセスを構築し、ライフイノベーション分野に貢献していきます。

研究者:

キーワード:99Mo、99mTc、核医学検査薬

技術資料

日本原子力研究開発機構

人体内のがん組織や骨の形状を3次元可視化するX線撮影方法

電流測定でエネルギー分布を得る放射線検出器(transXend)を用いシンプルかつ低被ばくで人体内の癌組織や骨を3次元可視化します。

研究者:

キーワード:がん、放射線検出器、transXend

技術資料

日本原子力研究開発機構

熱中症発症リスクを警告及び監視する装置

これまで、作業者の自己申告やWBGT(暑さ指数)に基づく間接的な熱中症のリスク管理であったものを、作業者の体温をモニタリングすることで、客観的に熱中症の発症リスクの高まりを作業者に警告するとともに、遠方にいる監視者にリアルタイムで作業者の身体情報を伝送するシステムです。

研究者:

キーワード:熱中症、体温モニタリング

技術資料

日本原子力研究開発機構

みまもるん(仮称)で体調管理

熱中症の判定をする際、従来は体に負担のかかる直腸温で体温を計測していました。そこで、耳にはめることで簡単に体温をリアルタイムで測ることができる耳栓型装置を今回開発しました。この装置は、もともと原子力施設での活動の中から生まれた技術ですが、労働現場、介護現場など原子力分野以外での活用が見込まれます(特許登録有)。

研究者:核燃料・バックエンド研究開発部門

キーワード:熱中症 遠隔 体温 マスク熱

インフォグラフィックス

東京工業高等専門学校

強化学習や確率モデル等の機械学習アプローチを活用した理論・応用研究

特に近年、高齢者の介護予防や食品ロスの軽減、障害者の雇用増といった社会問題に対して人工知能(機械学習)的アプローチを適用して解決を図ることを主な研究テーマとしています。地域の高齢者施設や介護老人保健施設、福祉施設、農家や地方自治体と連携して研究開発を進めています。

研究者:情報工学科 准教授 北越 大輔

キーワード:強化学習、ベイジアンネット、データマイニング、介護予防、研究活動支援

技術資料

東京工業高等専門学校

メカトロニクスを応用した医療・生活支援

生体を対象とした計測法や生体の特徴を利用した技術の開発に取り組んでいます。
例)蚊に学ぶ採血支援、採血シミュレータ、悪路走破用車いす、透析治療用止血バンドなど

研究者:機械工学科 教授 齊藤 浩一

キーワード:生体計測、生体制御

技術資料

量子科学技術研究開発機構

陽電子放出核種で標識した化合物の製造技術

体の外からリアルタイムにその動きが観察できる陽電子放出核種を様々な化合物に導入するための反応中間体を開発するとともに、その反応中間体の製造と化合物への導入を自動で再現性良く簡便に実施することのできる装置を開発しました。

研究者:量子医学・医療部門部長張明栄

キーワード:標識化合物 陽電子 合成

技術資料

量子科学技術研究開発機構

医学利用可能な放射性核種の製造技術

サイクロトロンから得られるビームを効果的にターゲット物質へ照射できる“垂直照射装置”を開発。照射が難しい物質(固体粉末・顆粒・低融点物質など)を固形化することなく照射可能にすると共に、その場で分離を行えるシステムとした結果、作業時の被ばく・汚染リスク及び自動化コストが著しく低減しました。

研究者:量子医学・医療部門研究統括永津弘太郎

キーワード:RI 製造 核医学

技術資料

量子科学技術研究開発機構

医療用RI標識ペプチドの製造技術

加速器を利用して製造した、診断および治療に有用なRIの標識技術の開発 特に、有機ケイ素化合物を活用した医療用RI標識ペプチドの製造技術の開発

研究者:量子ビーム科学部門主幹研究員渡辺茂樹

キーワード:RI ペプチド 製造

技術資料

量子科学技術研究開発機構

がんを見ながら治療:開放型PET装置

通常円筒型のPET検出器配置を開放型にしても、優れたPET同等性能を保持。患者さんに開放する部分ができることにより、PET画像を見ながらの粒子線治療や外科手術が可能になります。

研究者:量子医学・医療部門グループリーダー山谷泰賀

キーワード:PET 開放型 がん

技術資料

量子科学技術研究開発機構

手のひらサイズの非侵襲血糖値センサーの開発

先端固体レーザーと光パラメトリック発振技術を融合することにより、手のひらサイズの中赤外レーザーを開発し、国際標準化機構(ISO)が定める測定精度を満たす非侵襲血糖測定技術を確立した。

研究者:量子ビーム科学部門グループリーダー山川考一

キーワード:血糖値センサー 非侵襲 小型

技術資料

量子科学技術研究開発機構

創薬標的タンパク質およびサイトカイン受容体複合体の構造解析

急性放射性症候群や感染症のための治療薬を開発することを最終目的として、創薬標的タンパク質と化合物、あるいは造血に関わるサイトカインとその受容体との間に存在する分子認識機構を解明し、次世代での候補薬の創出を指向した分子設計の基礎的知見を得る。

研究者:量子生命科学領域グループリーダー安達基泰

キーワード:HIV-1 創薬標的タンパク質 X線結晶構造解析

技術資料

量子科学技術研究開発機構

認知症の病態解明、診断法、治療法および創薬支援技術の研究開発

タウ蛋白質を可視化するPETイメージング薬剤を活用して、タウ蛋白の蓄積を特徴とする各種認知症の病態解明、診断法・治療法および創薬支援技術を開発する。

研究者:量子医学・医療部門主任研究員堀口隆司

キーワード:認知症 アルツハイマー病 画像診断

技術資料

量子科学技術研究開発機構

細胞膜透過性を有する繊維芽細胞増殖因子の開発

本発明は、細胞膜透過性の線維芽細胞増殖因子に関するもので、線維芽細胞増殖因子(以下、FGFと略称する)に細胞膜透過ペプチド(以下、CPPと略称する)を融合したキメラタンパクを創製し、その医薬用途又は細胞培養用途を目指しています。

研究者:量子医学・医療部門グループリーダー中山文明

キーワード:繊維芽細胞増殖因子 細胞膜透過 キメラタンパク

技術資料

東京都立大学

ユーザ健康維持活性化支援及び見守りシステム

ユーザ健康維持活性化支援及び見守りシステム  ユーザが自主的に運動機能の維持や心身の活動活性を行って介護予防を  図ることができるとともに、住居内の事故の際には迅速な通報が可能な  ユーザ健康維持活性化支援及び見守りシステムを提供する

研究者:システムデザイン教授山口 亨

キーワード:コミュニケーションロボット、オントロジー、マルチモーダルインタラクション、知能処理

技術資料

東京都立大学

信号処理方法及び信号処理装置

波動を用いた検出対象物を検出  信号処理したパルス幅をより鋭くして高い空間分解能を得ることができる  信号処理方法及び信号処理装置を提供する

研究者:システムデザイン教授 准教授田川 憲男 大久保 寛

キーワード:IVUN、超音波高調波画像化、パルス圧縮、超音波モータ、超音波伝搬シミュレーション

技術資料

東京都立大学

直動-揺動用駆動装置及び直動-揺動用駆動装置を備えたディスプレイ装置

直動- 揺動用駆動装置  複数の被駆動物に同時に、往復直線運動と揺動運動の両方の運動をさせる  ことができる装置を提供、生きている犬やネコなどの動物を触ったときの  感触と同じような感触を、触る者に与えるのに適した装置を提供する。  従来は得ることができなかった感触を触る人に与えることができる  ディスプレイ装置を提供

研究者:システムデザイン学部教授串山 久美子

キーワード:メディアアート、インタラクティブ、インタフェース、触覚ディスプレイ

技術資料

東京都立大学

行動促進システム、行動促進方法、及び行動促進システム用のプログラム

行動促進システム、行動促進方法  ユーザーのリアルタイムの動作を把握し、当該ユーザーに伝達する情報  を規定することができ、より的確な行動を促すことができる行動促進システム、  行動促進方法、及び行動促進システム用のプログラムを提供できる。

研究者:システムデザイン教授山口 亨

キーワード:コミュニケーションロボット、オントロジー、マルチモーダルインタラクション、知能処理

技術資料

東京都立大学

DNAカセット、ベクター、形質転換細胞、形質転換動物、機能性遺伝子発現動物及び解析装置

所望の細胞や臓器でのみ特定機能を有する遺伝子を発現させる  所望の細胞や臓器中で標的遺伝子を可視化することができ、さらには可視化  した遺伝子改変動物を生きたままの状態で精度よく解析することができるよう  に動物の改質を行うことができるD N A カセット、該D N A カセットを用いて  なる形質転換細胞及び形質転換動物とその解析装置

研究者:理学部教授相垣 敏郎

キーワード:ショウジョウバエ、ゲノム操作、薬剤スクリーニング、酸化ストレス感受性遺伝子、睡眠障害、寿命、パーキンソン病

技術資料

東京都立大学

蛍光ガラス

蛍光ガラス  透明媒質としてシリカガラスを使用し、特定の元素を組み合わせて  含有させることで、紫外透明性に優れ、光励起によって高効率に  U V B 光を発光することを実現

研究者:都市環境学部准教授梶原 浩一

キーワード:無機材料科学、シリカガラス、ガラス、セラミックス、新紫外・真空紫外、ケイ素系有機-無機ハイブリッド、低環境負荷合成、エネルギー変換

技術資料

東京都立大学

磁気共鳴撮影装置

M R エラストグラフが可能な磁気共鳴撮影装置  磁気共鳴撮影装置において、鮮明なM R I 画像とM R E 画像とを  短いエコー時間で得ることができる

研究者:健康福祉学部助教沼野 智一

キーワード:MRエラストグラフィー、MRIパルスシーケンス、MR拡散強調画像法

技術資料

東京都立大学

睡眠段階判定装置、睡眠段階判定方法、及び睡眠段階判定プログラム、並びにストレス度判定方法

マイクロ波ドップラーレーダーを用いる睡眠段階判定、ストレス度判定  脳波、筋電図、眼球電図を用いることなく睡眠段階や睡眠周期、そして  自立神経活性度に基づいた睡眠段階判定装置、睡眠段階判定方法、及び  睡眠段階判定プログラム、並びにストレス度判定方法を提供できる

研究者:システムデザイン学部教授松井 岳巳

キーワード:非接触、マイクロ波、レーダー、呼吸心拍、インフルエンザ、体温、サーモグラフィー

技術資料

東京都立大学

クロマチン構造制御剤

クロマチン構造制御剤   クロマチン構造を弛緩させてD N A やヒストンの修飾・保護を容易にし、  その制御能に優れたクロマチン構造制御剤を提供する

研究者:システムデザイン学部教授 准教授川上 浩良 朝山 章一郎

キーワード:高分子化学、機能性分離膜、機能性ナノファイバー、燃料電池、バイオマテリアル、ドラッグデリバリーシステム、人工酵素

技術資料

東京都立大学

抗酸化機能を有するエピジェネティクコントロールキャリアによる慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療

慢性閉塞性肺疾患( C O P D ) の治療に有用な新規治療剤  活性酸素種消去のための抗酸化剤、H D A C 2 の発現量回復のための  H D A C 2 をコードするプラスミドD N A 、および当該抗酸化剤とプラスミド  の共送達が可能なキャリア、を含む複合体を用いたところ、C O P D モデル  において優れた抗炎症効果およびステロイド不応性の改善が観察された

研究者:システムデザイン学部教授 准教授川上 浩良 朝山 章一郎

キーワード:高分子化学、機能性分離膜、機能性ナノファイバー、燃料電池、バイオマテリアル、ドラッグデリバリーシステム、人工酵素

技術資料

東京都立大学

組織修復材

組織修復材およびその製造方法  幹細胞自己生成組織( s c S A T ) と、コラーゲンシート( C S ) と  を複合することで、s c S A T の構造・力学特性を向上させることが  できることを見いだした

研究者:システムデザイン学部教授藤江 裕道

キーワード:バイオメカニクス、幹細胞、組織再生工学、関節のバイオメカニクス、トライボロジー

技術資料

東京都立大学

精神状態判定方法及び精神状態判定プログラム

うつの傾向があるか否か等精神状態を手軽に且つ正確に判定  問診票データと、使用者の心拍変動指標( H R V ) の高周波成分(H F )  の変化と低周波成分(L F )の変化を測定して得られる測定データとを用いて、  使用者の精神状態を判定する精神状態判定方法

研究者:システムデザイン学部教授松井 岳巳

キーワード:非接触、マイクロ波、レーダー、呼吸心拍、インフルエンザ、体温、サーモグラフィー

技術資料

東京都立大学

骨格筋初代細胞の培養液

骨格筋初代細胞の培養方法  筋細胞のみを純粋かつ大量に培養することのできる培養液および  培養方法を提供する

研究者:健康福祉学部助教 教授眞鍋 康子 藤井 宣晴

キーワード:骨格筋、収縮、運動、糖尿病、インスリン、細胞内情報伝達、分子生物学、細胞生物学、遺伝子工学

技術資料

東京都立大学

反応場提供体及びそれを用いた反応システム

各種液体成分計測用の反応場提供体  より早く精度よく反応を完了させて精度の高い測定を行うことが  可能な反応場提供体及び反応システムを提供する

研究者:システムデザイン学部教授楊 明

キーワード:マイクロ塑性加工、表面処理、ナノ物性評価

技術資料

東京都立大学

中性子線・γ線弁別測定用の熱蛍光体及び中性子線・γ線弁別測定法

中性子線・γ 線弁別測定用の熱蛍光体及び中性子線・γ線弁別測定法  ホウ素中性子捕捉療法(boron neutron capture therapy: 以下BNCTという)   の線量域に対応し、簡便な装置で低コストに且つ安定して、中性子と  ガンマ線とを弁別測定できる熱蛍光体、及び中性子線・γ 線弁別測定法

研究者:健康福祉学部助教眞正浄光

キーワード:がん、高精度放射線治療、放射線計測、三次元線量分布、人体軟組織等価ファントム

技術資料

東京都立大学

臓器保存装置

哺乳動物の生体の臓器を保存する臓器保存装置  保存している臓器に灌流させる保存液の流量や圧力を測定し、  あらかじめ設定したデータベースまたはプログラムされた制御則や  評価基準に照合することで臓器の状態を把握できる

研究者:システムデザイン准教授小原 弘道

キーワード:肝臓、腎臓、膵臓、臓器移植、細胞移植、マイクロ流体、細胞、医用工学

技術資料

東京都立大学

心拍変動の周波数解析方法およびプログラム

心拍変動の周波数解析方法  短い観測時間で心拍変動の周波数解析を精度良く行う方法  所定数のR 波発生時刻からR R 間隔を算出するステップと、  各前記R R 間隔の逆数を瞬時心拍数とする時間関数を定義するステップと、  前記時間関数に対するフーリエ変換を適用して連続スペクトルを生成する  ステップと、を含む周波数解析方法

研究者:システムデザイン准教授和田 一義

キーワード:

技術資料

東京都立大学

表面処理剤

有機系の樹脂材料に対する表面処理剤  ポリエチレングリコールを含む界面活性剤様化合物に注目し、  疎水部としてステロイド基を有し、親水部としてポリエチレングリコール  を含む化合物が、タンパク質吸着抑制効果を示すことを見いだした

研究者:都市環境学部准教授 教授朝山 章一郎 川上 浩良

キーワード:バイオマテリアル(生体機能材料)、ドラッグデリバリーシステム(DDS)、医用高分子、遺伝子、生理活性Zn2+、バイオ医薬品、生体適合性

技術資料

東京都立大学

物体内への物流入量算出方法

物体内への物流入量算出方法  スカラーポテンシャルを未知数とする連立1次方程式に、  外部環境データを算入して物体表面から物体内への  所定の物の流入量を算出、物質内に流入する電界などの物の量を  正確に把握することができる

研究者:システムデザイン准教授多氣 昌生

キーワード:感温液晶カプセル、三次元、可視化

技術資料

広島大学

人間拡張技術による身体能力の拡張/超人化

これを実現するためには,アシスト機器は人の感覚・運動機能の特性や限界に配慮して設計されるべきと考え,身体能力だけでなく,認知・心理・知覚特性のモデル化技術を活用して,主観・客観の両者のパフォーマンスを向上させるための技術開発を行っています.これまでに,次のような研究を実施しています.力覚エフォートモデルを利用した自動車ステアリング操作感の理解とデザイン/ソフトアクチュエータ(ゴム人工筋)を利用した各種スポーツの拡張/運動アシストの条件変更がユーザの主観的アシスト感に与える影響

研究者:大学院先進理工系科学研究科 教授 栗田 雄一

キーワード:人間機械システム、アシスト機器、動車ステアリング操作感、デザイン/ソフトアクチュエータ(ゴム人工筋)

技術資料

広島大学

乾燥濾紙法(DBS)を用いた血清疫学手法への応用

DBS検体の濾紙をバッファーに溶解・攪拌し、上澄み液(血清換算値1/26.7)を用いて測定したところ、HBsAg感度92.3%、特異度100%であった。DBS検体からは各肝炎マーカーの測定が可能である(Fig.3)。 当研究室では2016~2017年にカンボジア全土を対象に無作為抽出された2520組の母子に対してDBSを用いた大規模血清疫学調査を行った(Fig.4)。同時採取した血清検体とDBS検体の評価を行い、測定方法の妥当性を検証した。その結果、カンボジアの5歳以下の小児集団のHBsAg陽性率(HBV感染率)1%以下であることをDBS検体から得られたデータで示し、この結果は世界保健機構(WHO)に認められるに至った。

研究者:医療政策室 理事 田中 純子

キーワード:肝炎ウイルスマーカー測定、分子遺伝子学的測定、乾燥濾紙法、血清疫学調査

技術資料

広島大学

動いて治す!~体の痛みや障害と身体運動の関係性を科学的に紐解く~

①マーカーレスモーションキャプチャを使った高齢者の健康的な歩き方 赤外線カメラを使った3Dマーカレスモーションキャプチャシステムを用いたデータに基づいた科学的な歩行評価を行う。また、集めたデータをもとに、歩行の速度、歩幅、左右差、変動性から歩行年齢を算出し、地域の歩行教室などで活用している。 ②膝痛に対する効果的なエクササイズプログラムの開発 病院及び地域をフィールドに保存療法や運動教室(座学及びエクササイズ)を実施し、そこで計測したデータをもとに、エクササイズの効果や、効果のある人・ない人の違いを科学的な側面から分析。また、ストレスや不満も膝痛の要因の一つであることから、身体的なアプローチに加え、心理的な側面に対するアプローチについても取り組んでいる。

研究者:大学院人間社会科学研究科  スポーツセンター 准教授 研究員 田中 亮

キーワード:リハビリテーション 理学療法 運動 運動療法 ウォーキング 痛み 高齢者 変形性関節症 介護予防 疫学

技術資料

広島大学

新規実験動物イベリアトゲイモリ

●脊椎動物であるイモリは実験動物としての有用性は認められていたものの、従来の種は大量繁殖が不可能であり、利便性が低い動物とされていた。 ●本研究では、年間数千個もの卵を産卵するイベリアトゲイモリに着目。ホルモン処理による一年中の産卵や人工授精法を確立した。 ●イベリアトゲイモリは文献的には性成熟に1年半以上かかるとされていたが、飼育条件(給餌、水温など)を変えることにより生育速度を早め、雄は6ヶ月、雌は9ヶ月までに短縮すると同時に、大量のイモリを安定的に飼育する技術を開発した。 ●その結果、カエル類を補完あるいは代替する実験動物としての利用が可能となった。

研究者:両生類センター 教授 林 利憲

キーワード:再生生物学 器官再生 ゲノム編集 モデル生物 イベリアトゲイモリ

技術資料

広島大学

コレステロール制御による繊毛病治療

これまで独立に研究が進んでいた疾患群を一連の繊毛コレステロール機能不全症として捉え直し、繊毛コレステロール制御による繊毛病治療という新概念を提唱した。病因・病態が未解明な繊毛病は現在約130存在し、繊毛コレステロール制御は、広範な疾患に対して有用な創薬アプローチとなりうる。

研究者:原爆放射線医科学研究所 放射線ゲノム疾患研究分野 准教授 宮本 達雄

キーワード:コレステロール制御 繊毛病 ペルオキシソーム

技術資料

広島大学

立体骨様組織創生による骨再生医療の実現

失われた顎骨を再生させる理想的な治療法は、骨基質・骨芽細胞・骨細胞を供給する自家骨移植である。しかし実際には、その採取量には限りがあり、移植する自家骨の量が不足し適応出来ないケースが多い。したがって、自家骨に類似した立体骨様組織を作製・供給する体制が確立できれば、革新的な顎骨再生医療が実現する。 本研究では、生体の間葉系幹細胞は場の硬さなどに応じた組織構築を行うことが近年報告されたことをうけ、浮遊培養される立体的間葉系幹細胞集塊(C-MSCs)にゲル包埋培養を用いて場の硬さを与え、骨基質・骨芽細胞・骨細胞からなる立体骨様組織を創生することに成功した。

研究者:大学院医系科学研究科 歯周病態学 助教 加治屋 幹人

キーワード:顎 骨再生医療 骨疾患再生医療

技術資料

広島大学

脳・こころ・感性科学

世界でもオンリーワンのネガティブからポジティブまでの感性の脳科学研究拠点として、岡本泰昌教授をセンター長とする「脳・こころ・感性科学研究センター」を2018年10月に設立した。 脳科学を中心に、医学、工学、情報科学、人文社会科学、脳機能計測・制御学など分野融合的な手法で、人間の本質である「脳・こころ・感性」を探究し、感性科学の学問体系を確立するとともに、新たな大学院教育により専門家の育成を行う。

研究者:大学院医系科学研究科 脳・こころ・感性科学研究センター 教授 岡本 泰昌

キーワード:うつ病 脳画像解析 認知行動療法 VRによる心理実験 リアルタイム感性推定技術

技術資料

広島大学

ゲノム編集によるバイオ産業創出

ゲノム編集研究のトップランナーである広島大学は、2016年にゲノム編集産学共創コンソーシアムを形成し、多くの企業の参加のもと産業技術開発を進めています。微細藻類を使ったゲノム編集では化石燃料に代わる再生可能なエネルギーの開発を進めています。医療分野では遺伝性疾患研究のためのモデルiPS細胞の作製やモデル動物の作製を国内外の研究者と進めています。ゲノム編集は治療での利用価値が高いことから、再生医療向けやがん治療向けの細胞作製の技術開発にも力を入れています。 また、社会実装に際しては自然環境から隔離されたフィールドでの実証実験が必要になりますが、全国有数の規模を持つ東広島キャンパスの活用や地元自治体の協力により、企業が活用しやすい環境を整備します。さらに、今後重要になるバイオインフォマティックスに対応するため、ゲノム編集に関するデータベース化にも積極的に関与する方針です。

研究者:大学院統合生命科学研究科 ゲノム編集イノベーションセンター 教授 山本 卓

キーワード:ゲノム編集 遺伝子改変 棘皮動物 遺伝子ネットワーク データベース

技術資料

広島大学

ワクワク感の脳神経指標による可視化技術を開発しました~脳波の独立成分と感性多軸モデルをもちいたワクワク感可視化の可能性~

高揚感と期待とが織りなす複雑な感情である「ワクワク感」を、脳波から得られる情報によって定量評価できるモデルを世界で初めて開発した。これにより、例えば新しい商品やサービスに対し人の感じる本当の気持ちをリアルタイムで知ることができる。

研究者:脳・こころ・感性科学研究センター 特任教授 特任准教授 山脇成人 町澤まろ

キーワード:定量評価する感性多軸モデル、脳波

技術資料

広島大学

ペルオキシソームの新機能:線毛へのコレステロール供給能力を発見—コレステロール欠乏による線毛病発症メカニズムを解明—

ペルオキシソームが欠損する遺伝病では、ヒトの細胞表面の突起物・一次線毛のコレステロールが低下して、多発性嚢胞腎などの線毛病が発症することを明らかにした。また、この成果は、線毛病だけではなく、「がん」など他の病気に対する新たな治療法の開発にも応用可能です。

研究者:広島大学原爆放射線医科学研究所 准教授 教授 宮本達雄 松浦伸也

キーワード:一次線毛、センサー

技術資料

海洋研究開発機構

耐熱性酵素を既知データに基づいて探索、判別する

迅速で安価に得られる微生物ゲノム情報から簡単に耐熱性を持つ酵素を予測可能。常温菌から耐熱性タンパク質の予測ができるので、幅広い可能性を網羅。事前に候補の絞り込みができるので、耐熱性確認実験の手間を大幅に短縮(特許第4616660号)

研究者:超先鋭研究開発部門 主任研究員 高木 善弘

キーワード: 耐熱性有用酵素検索、タンパク質の耐熱化戦略、微生物ゲノム情報

技術資料

海洋研究開発機構

水不溶性の基質に作用する酵素の活性測定法

セルロースのような水不溶性の基質に作用する酵素の活性を測定できる。酵素溶液量がピコリットルのレベルであっても、高感度、迅速、リアルタイム、かつハイスループットに測定することができる(特許第6004515号)

研究者:海洋機能利用部門 センター長 出口 茂

キーワード: セルロース、水不溶性、酵素、活性

技術資料

海洋研究開発機構

ライゲーション反応を実施せずに行える標的核酸定量方法

ライゲーション反応を実施せずに、標的核酸のシーケンシングと定量とを行える方法。遺伝子配列の解読と同時に配列の定量を網羅的に行えるキット(特許第6284137号、特許第6474173号)

研究者:超先鋭研究開発部門 主任研究員 星野 辰彦

キーワード: 標的核酸、プライマー、PCR、ライゲーション反応

技術資料

海洋研究開発機構

未知のウイルス配列を検出可能な二本鎖RNAの断片化方法

未知のウイルス配列を検出可能な二本鎖RNAの断片化方法(特許第6386678号)

研究者:海洋機能利用部門 センター長代理 布浦 拓郎

キーワード: dsRNA、ウイルス、二本鎖RNA、DNA断片

技術資料

海洋研究開発機構

極限環境下で透明性を有するセルロースゲル培養基材

極限環境下でも透明性を有し視認が容易なセルロースゲル培養基材 (特許第5907883号)

研究者:海洋機能利用部門 センター長 出口 茂

キーワード: セルロースゲル、固体培地、微生物、培養

技術資料