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技術情報

  • 日本原子力研究開発機構日本原子力研究開発機構

    緊急時環境線量情報予測システムWSPEEDI

    WSPEEDIは、世界の任意の場所での放射性物質の環境放出に対し、大気拡散・地表沈着及びそれによる公衆の被ばく線量を迅速に予測できる計算システムです。正確な予測を行うための詳細な大気拡散予測モデルと、迅速性を担保する支援システムにより構成されています。
    キーワード
    WSPEEDI、放射性物質、拡散予測
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    粒子データを利用した大規模シミュレーション向け可視化技術

    スーパーコンピュータの高性能化に伴い、その計算結果データは膨大なサイズになっています。従来は計算結果をパソコンで可視化(画像化)していましたが、画像化に膨大な時間がかかり、パソコンでは処理しきれないといった課題が顕著になってきたため、これらの課題を解決可能な可視化ソフトウェアを開発しました。
    キーワード
    粒子データ、可視化
  • 日本原子力研究開発機構日本原子力研究開発機構

    周囲環境の変化に影響を受けない光無線通信システム

    本伝送技術は、光を用いた無線式の情報伝送技術です。送りたいデータを2次元パターン状の光信号(発光パターン信号)として符号化・送受信することでデータ伝送を行う技術であり、水中など通常の電波通信ができない場所や有線通信が困難な場合などにおいて有効です。
    キーワード
    光無線通信、無線、情報伝送
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    全ての放射線の物質内での動きを再現する計算コードPHITS

    放射線は、物質中で核反応や電離を起こしながら複雑な動きをします。原子力機構が中心となって開発しているPHITSコードは、国産の核データライブラリや核反応モデルを使って、全ての放射線の物質内での挙動を精度よく再現することができます。
    キーワード
    PHITS、放射線挙動、再現
  • 日本原子力研究開発機構日本原子力研究開発機構

    並列分子シミュレーションのオープンソースコードPIMD

    計算機の性能向上に伴い、分子レベルでのシミュレーションが、新材料や創薬などの分野で予測や機構解明に役立つツールとなっています。しかし、先端的なシミュレーションを行うには、大規模並列計算の技術が必要で、材料や創薬の分野の研究者にとっては一つの壁になっています。そこで、多様な分子シミュレーションを並列計算できる雛形(汎用コード)を開発しました。
    キーワード
    並列分子シミュレーション、PIMD
  • 東京工業高等専門学校東京工業高等専門学校

    お困りに合わせて、技術相談,化学分析,試作加工行います

    製品開発段階、生産過程、納品後...ものづくりの現場では、様々な場面で製品に困りごとが発生します。東京高専の産業技術センターでは、化学分析や試作加工をお引き受けし、ものづくりの現場の困りごと解決のお手伝いをしています。
    研究者
    産業技術センター技術長 技術専門職員 技術職 藤野宏 雑賀章浩 向川 拓臣
    キーワード
    金属加工、CAD/CAM、3Dプリンタ、XPS、ICP、XRD、XRF、SEM
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    よくばりなキャピラリー電気泳動法

    キャピラリー電気泳動法は、優れた分離能力により、水溶液サンプルに含まれる成分を高純度で分離することができます。この高い分離能力を保ったまま、一度に処理できる液量を1000倍アップさせた、「よくばりなキャピラリー電気泳動法」を開発しました。本手法は、創薬開発や環境検査薬の開発など、さまざまな試薬開発への利用可能性が期待できます(特許登録有)。
    研究者
    原子力科学研究部門 * 埼玉大学 齋藤伸吾教授
    キーワード
    キャピラリー 高純度化 高感度分析 試薬開発
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    ポリイオン等を用いた粉塵・泥水の発生抑制とセシウムの移行抑制・除染の新手法

    福島の環境回復に向けて、セシウムを吸着した粉塵・泥水の発生を抑制し、森林でのセシウムの移行を抑制し除染するための新手法を開発しました。ポリイオン複合体(PIC)を利用することに特徴があり、粘土(ベントナイト)と組み合わせることで、セシウムの移行を抑制します。また、PICを土壌に散布することによって、粉塵・泥水の発生量を1/10以下に減少できます。
    キーワード
    福島の環境回復、ポリイオン、セシウム移行抑制
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    固体電解質膜水電解法による水素水製造装置

    高温高圧水環境下で使用される機器の防食や構造材料の応力腐食割れ等の抑制のため、水質管理を行なう技術であり、コンパクトで安全に使用できる装置を開発しました。
    キーワード
    固体電解質膜水分解法、水素水
  • 日本原子力研究開発機構日本原子力研究開発機構

    簡便・低コスト・高効率な揮発性有機化合物(VOC)の除去技術

    人体に悪影響を及ぼす揮発性有機化合物(VOC)を含む排ガスなどを、水と油の両方と混合・乳濁させることで、親水性VOCと親油性VOCを同時に高効率除去できる新しい技術です。ガスを送り込むだけで、簡便・小型な装置で、低コスト、高効率にVOCを除去できます。
    キーワード
    揮発性有機化合物、VOC、排ガス
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    逆ミセルを利用して、希薄な金属廃水からナノ粒子を製造する方法

    逆ミセルと呼ばれる分子集合体を利用して、金属などのナノ粒子(ナノメートル=10億分の1メートルのサイズの微粒子)を精製させる方法です。目的成分が希薄で不純物が多い廃液からも、粒径制御された目的成分のナノ粒子を製造することが可能です。
    キーワード
    逆ミセル、分子集合体、ナノ粒子
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    レアメタル抽出剤-Ⅲ(ADAAM-TEDGA、HONTA)

    新規抽出剤 ADAAMやHONTAは、ランタノイドやアクチノイドから、目的の元素を選択的に分離・回収することができます。さらに、水溶性錯化剤 TEDGAとADAAMを組み合わせて用いることで、分離が困難なアメリシウムとキュリウムを分離できます。
    キーワード
    ランタノイド、アクチノイド、アメリシウム、キュリウム