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日本原子力研究開発機構レアメタル抽出剤-Ⅱ(ニトリロ酢酸ジアセトアミド)
レアメタルなどの有価金属、毒性の高い有害金属を抽出するための薬剤(抽出剤)として利用できる新規な有機化合物です。たとえば、ニッケル(Ni)、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、レアアースの1つであるスカンジウム(Sc)などに対して、非常に優れた抽出分離性能を示します。- キーワード
- レアメタル、有価金属、有害金属
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日本原子力研究開発機構フェロシアン化物に吸着した放射性セシウムの安定化処理方法
難溶性フェロシアン化物は、福島第一原発事故で発生した放射性セシウムの吸着材として利用されています。しかし、保管条件によっては有害なシアン化合物が発生する可能性があります。シアン化合物を安易に分解して無害化すると、放射性セシウムの遊離が懸念されます。本件はジオポリマーを用いて、シアン化合物の分解と同時にセシウムを固定化できる新しい処理方法です。- キーワード
- フェロシアン化物、放射性セシウム、ジオポリマー
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日本原子力研究開発機構電解凝集法による除染廃液等からの放射性物質の除去
電解凝集法とは、液中の汚染物質を電気化学的に分離・除去する技術であり、化学薬品を使用しないため環境にやさしく、コンパクトで簡易的な装置で優れた性能を発揮します。この技術を除染技術に適用できるように高度化に成功しました。- キーワード
- 電解凝集法、除染廃液、放射性物質の除去
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日本原子力研究開発機構ガス・エアロゾル交換過程を考慮した陸域生態系モデルSOLVEG–GAP
自然および人為起源の大気汚染物質の陸面生態系への移行を計算するソフトウェアです。種々の化学物質について、ガスや浮遊粒子(エアロゾル)としての葉や土壌への乾性沈着およびそれに関連する陸面過程を詳細に計算することができます。- キーワード
- 浮遊粒子、エアロゾル、陸面過程
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日本原子力研究開発機構放射線を使った貴金属の回収と回収物の効果的な活用
酸化物等の固体材料と放射線を使って、溶液から白金族元素等の貴金属を回収するとともに、さらに貴金属によって機能化した材料を活用して、有害金属の無害化や可燃性ガス等の除去を効果的に実現する、シンプルで新しい手法です。- キーワード
- 白金族元素、貴金属
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日本原子力研究開発機構レアメタル抽出剤-Ⅰ(アミド化リン酸エステル)
レアメタルなどの有価金属、毒性の高い有害金属を抽出するための薬剤(抽出剤)として利用できる新規な有機化合物です。たとえば、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)、銅(Cu)、マンガン(Mn)、クロム(Cr)、鉛(Pb)、カドミウム(Cd)などに対して、非常に優れた抽出分離性能を示します。- キーワード
- レアメタル、有価金属、有害金属
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日本原子力研究開発機構希土類金属及び鉛イオン抽出剤
溶媒抽出法は金属イオンを分離する技術の1つです。この溶媒抽出法における金属分離の成否は、用いる抽出剤が大きな鍵を握っています。本発明では従来の工業用抽出剤より優れた抽出分離能を有するジグリコールアミド酸型新規抽出剤を開発しました。- キーワード
- 溶媒抽出法、金属イオン、ジグリコールアミド酸
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日本原子力研究開発機構鋳型分離技術を利用した希土類イオンの高精度分離法
希土類イオンの僅かなイオンサイズの差を識別して構造が異なる2種類の錯体を形成する配位化合物(PTA)と、その錯体構造の違いを鍵と鍵穴の関係のように認識して分離できる鍵分子を利用することで、特定サイズの希土類イオンのみを高効率に分離する新しい分離法です。- キーワード
- 希土類イオン、配位化合物、鍵分子
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日本原子力研究開発機構エマルションフロー法によるレアメタル等の回収
“エマルションフロー法”とは、油のような水と混じり合わない溶媒を用いて、水に溶けている溶存成分と水に懸濁・浮遊している固形成分の両方を、コンパクトでシンプルな装置を使って、低廉、簡便、迅速に回収・除去できる新しい手法です。- キーワード
- エマルションフロー法、レアメタル
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日本原子力研究開発機構ドナルドダックボイス現象をきっかけにガス濃度計を発明してみました!
ヘリウムガスを吸うと声が高くなるドナルドダックボイス現象をヒ ントにしてガス濃度を計測する装置を発明しました。この濃度計は、水素ステー ション、宇宙開発などの幅広い分野での応用が期待されます。また、水素の他に もエチレン、メタンなど様々なガスの計測も見込まれます(特許登録有)。- 研究者
- 高速炉・新型炉研究開発部門
- キーワード
- 水素 ガス濃度計 ドナルドダックボイス現象
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量子科学技術研究開発機構グラフェンの磁気ストレージ・スピンメモリ応用 −ネットワーク時代を支える−
グラフェンは厚さが一原子層しかなく磁気の情報を蓄える性質もありませんが、縁の下の力持ちとして磁気ストレージの高密度化やスピンメモリの開発に役立ちます。- 研究者
- 量子ビーム科学部門上席研究員境誠司
- キーワード
- スピントロニクス グラフェン MRAM
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量子科学技術研究開発機構イオンビームを活用した室温動作する量子ビットの形成
keV〜MeV級のイオンビームをダイヤモンドに照射することによって室温で動作する量子ビットとして知られるダイヤモンドNV(窒素・空孔)センターを作製できます。ダイヤモンドNVセンターは超高感度な量子センサとしても知られています。- 研究者
- 量子ビーム科学部門部長大島武
- キーワード
- ダイヤモンド NVセンター 量子ビット













